JPモルガン証券新卒採用GM部門完全ガイド|ES・面接・インターン対策

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著者: Alternative Careers 編集部

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はじめに

本記事では、実際にJPモルガン証券株式会社の内定を獲得した方々からの貴重な体験談をもとに、選考フローや選考内容、面接の雰囲気、さらには具体的な質問例までを詳しくご紹介します。内定者だからこその高精度な情報を是非ご自身の就活にお役立てください。

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JPモルガン証券株式会社のインターンシップは採用直結型


JPモルガン証券株式会社のインターンシップは「採用直結型」です。
夏に実施される3日間のジョブで高い評価を得た学生には、ジョブ後に複数回の面接が設定され、最終的にスーパーデーを経てオファー(内定)が出される仕組みになっています。Global Marketsコースの場合、夏のジョブ参加者は25名前後ですが、最終的な内定者数は3〜5名程度となっています。例年、内定者の半数以上をサマージョブ参加者が占めます。
これは戦略コンサルティングファームと同様に、インターンシップが事実上の本選考として機能していることを意味します。JPモルガン証券のマーケッツ部門を目指す就活生にとって、このサマージョブへの参加が内定への王道ルートとなります。
ジョブでの評価が採用可否に直結するため、書類選考やジョブ前の面接を突破してジョブに参加することが、JPモルガンへの入社を目指す上で最も重要なステップと言えるでしょう。

JPモルガン証券について

JPモルガン証券は、米国最大級の金融機関JPMorgan Chase & Co.の日本法人として、投資銀行業務・証券業務を展開する外資系証券会社です。

グローバルで200年以上の歴史を持ち、M&Aアドバイザリー、株式・債券の引受業務、トレーディング業務など金融サービスの各部門で世界的な地位を確立しています。Global Markets部門は、機関投資家向けに株式や債券、仕組債や派生商品などの金融商品の組成や売買の執行等のサービスを提供しています。
強固なバランスシートを活用し、マーケッツ部門の収益は安定的に世界首位です。
ゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーといった競合と並び、外資系投資銀行の中でも特に採用競争が激しい会社です。 JPモルガン証券株式会社の選考時期JPモルガン証券のGlobal Marketsコースのインターンシップ選考は6月から7月にかけて行われます。その後にサマーインターンシップが開催され、本選考に続きます。

今回のヒアリング対象であった27卒の選考スケジュールは6月から翌年1月までの長期にわたるプロセスでした。
具体的な選考スケジュールは以下の通りです。
6月:CV(履歴書)・Cover Letter提出、Hirevue(録画面接)
6月〜7月:集団面接(計4回)と筆記テスト8月中旬:サマージョブ(3日間)
9月〜12月:ジョブ後面接(複数回実施)
12月〜1月:スーパーデー(最終選考)
→内定28卒以降の選考スケジュールも基本的には同様の流れになると予想されますが、書類提出の締切やジョブ実施時期は年度によって若干変動する可能性があります。

エントリー開始は例年5月〜6月頃のため、3年生の春から準備を始めることが重要です。特筆すべき点として、ジョブ後の面接プロセスが数ヶ月にわたって複数回実施されることが挙げられます。
これは各デスク(トレーディングデスクやセールスチーム)との適性を丁寧に見極めるプロセスであり、学生側にとっても自分に合った配属先を探る機会となっています。JPモルガン証券株式会社の選考フローと選考突破のコツ選考は、書類選考から最終選考まで多段階のプロセスで構成されています。

それぞれの段階で求められる要素が異なるため、各段階に応じた対策が必要です。以下、各選考フェーズの詳細と突破のコツを解説します。

エントリーシート(CV・Cover Letter)

JPモルガンの書類選考は、CV(履歴書)、Cover Letterを用います。
CVでは学歴や課外活動、インターンシップ経験などを簡潔にまとめることが求められ、英語での作成が基本となります。
CVのフォーマットや書き方をインターネット等でよく調べて、読みやすいものになるまで何度も推敲を重ねることをお勧めします。Cover Letterでは、なぜJPモルガンを志望するのか、Global Marketsでどのようなキャリアを築きたいのかを英語で論理的に説明する必要があります。

単に「金融業界に興味がある」という抽象的な志望動機ではなく、自分の過去の経験(ゼミでの金融研究、学生団体での経験、海外留学での市場分析など)と結びつけて語ることが重要です。

録画面接 Hirevue

Hirevueは録画形式のオンライン面接で、画面に表示される質問に対して制限時間内に回答を録画する形式です。

志望動機や強み・弱み、チームワークの経験などが問われます。
準備時間が限られているため、事前に想定問答を準備し、簡潔かつ論理的に話す練習をしておくことが選考突破のコツです。評価ポイントとしては、身だしなみやこれまでの経験、金融業界への明確な関心、英語でのコミュニケーション能力が挙げられます。
27卒の場合、多くのサマーインターン参加者が体育会活動や留学経験、金融機関でのインターンシップ経験などを有していました。

筆記試験(計算テスト)

筆記試験は、例年集団面接の際に対面で行われます。
金融業務で必要とされる計算能力とスピードを測定するテストです。
約10ページ分の計算問題が出題され、短時間で正確に解答していく必要があります。

出題内容は四則演算が中心です。
注意点として、Sales&Marketing部門(セールスとストラクチャリング志望者向け)とTrading部門(トレーダー志望者向け)ではテストの内容が大きく異なります。
どちらの部門を志望するにせよ、電卓の使用は認められないので、日頃から暗算や概算のトレーニングをしておくことが重要です。

選考突破のコツは、「素早く正確に」というトレードオフを意識しながら、解ける問題から確実に得点していくことです。
全問正解を目指すよりも、解答できる問題で確実に点数を積み上げる戦略が有効です。

ジョブ前面接(1次・2次)

書類選考を通過すると、面接に進みます。
27卒の際は、応募者2名:面接官2名の面接を2回ずつ、1次と2次に分けて計4回行いました。
面接官はアソシエイト(AS)からディレクター(ED)まで幅広い役職の社員が担当し、それぞれ異なる視点から学生を評価します。
質問内容は比較的オーソドックスで、志望動機、入社後にやりたいこと、ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)、自分の強み・魅力などが中心です。

集団面接で注意すべきは、他の学生との差別化です。
同じ質問に対して後から答える場合、前の学生の回答内容を踏まえつつ、自分独自の視点や経験を付加することで印象を残すことができます。また、昨年は「もう一人の学生の魅力をプレゼンして」などと、他の応募者の話を真剣に聞いているかを測る質問もありました。
傾聴力は実務においても重要な力なので、意識して面接に臨みましょう。

評価ポイントは、志望動機の明確さ、業務理解の深さ、これまでの経験の面白さ、そして「人となり」です。
マーケッツ部門ではデスクと呼ばれる小規模のチームで働くことになるため、「一緒に働きたいと思えるか」という人間性の部分も重視されます。謙虚さと自信のバランス、素直さ、ストレス耐性などを意識して臨むことをおすすめします。

面接官の雰囲気は人によって異なり、淡々と質問を続けるタイプの面接官もいれば、フランクに会話を展開する方もいます。
どのタイプの面接官に対しても柔軟に対応できるよう、リラックスしながらも端的で論理的な回答を心がけることが選考突破のコツです。結果連絡は数日以内に来ることが多く、次のステップへの準備期間も比較的短いため、面接後も気を抜かないことが大切です。

インターンシップ(サマージョブ・3日間)

ここまでの選考を突破すると、8月中旬には3日間のサマージョブに参加します。
参加者は25名前後で、この中から最終的に3〜5名程度が内定を獲得します。
ジョブの内容は、トレーディングゲーム、デスクローテーション、チームでのプレゼンテーション作成など、実際の業務を体験できる多彩なプログラムで構成されています。

トレーディングゲームでは、チームで模擬的な市場環境の中で為替の売買判断を行い、リスク管理と収益最大化のバランス感覚が試されます。
デスクローテーションでは、株式や債券など複数のデスクを回り、各部署の社員から業務内容を学ぶことができます。自分の適性を見極める機会であると同時に、社員側も学生の適性を評価する場となっています。

チームでのプレゼンテーション作成は例年出ている課題です。
与えられたテーマについて、チームで議論しながら資料を作成し、最終日に社員陣の前でプレゼンテーションを行います。夜間にZoomを繋ぎながらチームで作業を進める班も多いです。
1日目と2日目にタッチポイントが設けられるので、メンターの社員からフィードバックを受けながら完成させていきます。

日々のコミュニケーションとチームワークを意識して進められると良いでしょう。
知識やスキルも大切ですが、それ以上に「この人と一緒に働きたい」と思ってもらえるかが鍵となります。具体的には、チーム内での役割を主体的に担うこと、他のメンバーの意見を尊重しながらも自分の考えを明確に伝えること、困難な状況でもポジティブに対応することなどが評価されます。

ジョブ期間中は体力的にもハードですが、最後まで集中力を切らさず、常にプロフェッショナルな態度を保つことが内定獲得への道となります。

ジョブ後面接(複数回)


サマージョブで一定以上の評価を得た学生には、9月以降に複数回のジョブ後面接が設定されます。
この段階の面接は1対1形式で、各デスクや部署の社員と30分程度の面談を行います。面接官は配属予定のデスクや関連部署のメンバーであり、より実務に近い視点から学生を評価します。

質問内容はオーソドックスなものもあれば、答えづらい深い質問も含まれます。
例えば「なぜコンサルティングではなく投資銀行なのか」「市場が大きく動いたとき、どう判断するか」「チームメンバーと意見が対立したらどうするか」など、価値観や判断基準を問う質問が投げかけられます。

評価ポイントは明確で、「一緒に働きたいか」という一点に集約されます。
投資銀行の業務は高いストレス環境下でのチームワークが求められるため、スキルや知識以上に、人間性や価値観の適合性が重視されます。面接の雰囲気は淡々としていることが多く、圧迫的ではありませんが、真剣な対話が求められます。

選考突破のコツは、素直さと一貫性です。
背伸びした回答や取り繕った態度はすぐに見抜かれます。自分の経験や考えを率直に語り、なぜJPモルガンで働きたいのか、どのような価値を提供できるのかを誠実に伝えることが重要です。また、各面接で得たフィードバックを次の面接に活かす柔軟性も評価されます。

結果連絡は当日または数日後に来ることが多く、このプロセスを経て最終的にスーパーデーへの招待が決定します。
複数回の面接を通じて、学生側も自分に合ったデスクや働き方を見極めることができるため、積極的に質問し、理解を深める姿勢が大切です。

スーパーデー(最終選考)

スーパーデーは、JPモルガンの最終選考イベントです。
ジョブ後面接を通過した学生が招待され、役員クラスの社員との最終面談や、他の候補者との交流を通じて、最終的な採用可否が決定されます。この段階まで来ている学生は既に高い評価を得ているため、大きな失敗をしなければ内定が出る可能性が高いと言えます。

スーパーデーでは、これまでの選考を通じて一貫して語ってきたキャリアビジョンや志望動機を、改めて確認されることになります。
「なぜ金融業界なのか」「なぜJPモルガンなのか」「入社後、どのような価値を提供できるか」といった問いに対して、自分の言葉で明確に答えられるよう準備しておくことが重要です。

スーパーデーを終えると、数日から1週間程度で内定連絡が来ます。
長い選考プロセスの集大成となるこの日を、自信を持って迎えられるよう、これまでの経験を振り返り、自分の強みを再確認しておくことが選考突破の最後のコツです。

JPモルガンを志望する後輩へのアドバイス

JPモルガン証券のGlobal Markets部門は、外資系投資銀行の中でも特に選考プロセスが長期にわたり、各段階で異なる能力が求められます。
6月のエントリーから翌年1月の内定まで、半年以上のマラソンを走り抜く覚悟と体力が必要です。途中で気を抜かず、常に高いモチベーションを維持することが内定獲得の前提条件となります。

選考を通じて最も重視されるのは、「なぜJPモルガンなのか」という問いに対する明確な答えです。
ゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーなど他の外資系投資銀行ではなく、JPモルガンを選ぶ理由を、自分の経験や価値観と結びつけて語れることが重要です。例えば、「グローバルなネットワークを活かした市場分析に興味がある」「チームワークを重視する文化に共感した」など、具体的なエピソードや社員との会話から得た印象を交えて説明できると説得力が増します。

また、ジョブでの評価が内定に直結するため、サマージョブに全力を注ぐことが最優先です。
金融知識やトレーディングスキルも大切ですが、それ以上に「一緒に働きたい」と思われる人間性が評価されます。謙虚さ、素直さ、チームへの貢献意識、ストレス下でも冷静に対応できる力など、ソフトスキルを磨くことを忘れないでください。

社員の方々は非常に優しく紳士的で、親身にサポートしてくれますが、それは甘えて良いということではありません。
積極的に質問し、フィードバックを素直に受け入れ、次に活かす姿勢を見せることで、成長意欲と適応力をアピールできます。長い選考プロセスを楽しみながら、自分自身の成長機会と捉えて挑戦してほしいと思います。

最後に、金融業界というと理系有利と思われがちですが、実際には論理的思考力、コミュニケーション能力、チームワーク力など、学部に関係なく磨ける能力が評価されます。自分の強みを信じて、自信を持って挑戦してください。

オルタナティブインターンシップスでは、外資系戦略ファーム・外資系投資銀行の対策講座やGD練習会など、幅広い機会を提供しております。

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