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デロイト(DTC)のインターン選考フローまとめ!【27卒】採用大学や選考突破のコツも徹底解説

外資系キャリア
選考対策
総合コンサル
著者: AC Research Group

更新日:

目次

  1. 1. デロイトトーマツコンサルティング(DTC)ってどんな会社?
  2. 2. デロイトトーマツコンサルティング(DTC)の採用大学は?学歴フィルターは存在する?
  3. 3. デロイトトーマツコンサルティング(DTC)のインターンシップは採用直結型?優遇はある?
  4. 4. デロイトトーマツコンサルティング(DTC)のインターンシップの選考時期は?
  5. 5. デロイトトーマツコンサルティング(DTC)のインターンシップの選考フローと選考突破のコツ
  6. 6. デロイトトーマツコンサルティング(DTC)の選考フローまとめ

「デロイトって外資系コンサルでかっこよさそうだし受けてみたいんだけど、何をやっている会社なのか分からないし選考フローも分からない」
あなたは今そうお考えではありませんか?

実際、デロイトのインターン選考は職種別採用を行なっているため、少し複雑で悩んでいる就活生の方は多いです。デロイトのインターンの全貌をまとめてくれているサイトがあったら嬉しいですよね。

そんなあなたに朗報です。

この記事では、求職支援のプロであるオルタナティブキャリアが、デロイトのインターンシップ選考の全貌を明かしていきます。

記事の後半には、デロイトのインターンシップ選考を突破するコツも紹介していますので、記事を読み終わる頃にはデロイトの選考対策はばっちりなはずです。

デロイトの内定に少しでもお役に立てれば幸いです。

オルタナティブキャリアの会員に登録すると、他にも外資系戦略ファームの優遇やみずほフィナンシャルグループやNRIなどといった超大手企業の特別ルートに参加出来たりします。この機会にぜひ登録してみてください。

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デロイトトーマツコンサルティング(DTC)ってどんな会社?

(参照:https://www.deloitte.com/jp/ja/careers/students.html

デロイトトーマツコンサルティングは外資系コンサルティングであり、Big4の1角でもあることから難関企業というイメージが強いですよね。

実際、デロイトとは世界最大級のプロフェッショナルファームであるデロイトグループの日本法人で、監査・税務・アドバイザリー・コンサルティングを提供するデロイトトーマツグループの中核を担うコンサルティング会社です。

EY・KPMG・PwCと並ぶコンサルBIG4の一角であり、グループ内の各専門法人との連携を活かして戦略立案から実行支援まで一貫して行える点が強みです。DTCは特に官公庁や製造業、金融など幅広い業界で実績があり、社員数は2024年時点で約5,100名を数える日本有数の総合コンサルティングファームです。

2025年12月より、デロイトトーマツコンサルティング(DTC)、デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー(DTFA,DTVS)、デロイトトーマツリスクアドバイザリー(DTRA)の3法人が合併することを発表しています。一方で執筆時点では27卒以降も職種別採用を継続する見込みです。

デロイトトーマツコンサルティング(DTC)の採用大学は?学歴フィルターは存在する?

(参照:https://academy.ma-plus.com/products/detail/375

結論から言うと、デロイトは学歴フィルターは存在しません。

採用大学は旧帝大や早慶が中心であるものの、小樽商科大学や東京女子大学の採用実績も存在するからです。

しかし、実際の内定者は難関大学出身者が多い傾向があります。

例えば2022年頃の採用実績では、慶應義塾大学(25名)が最多で、東京大学・早稲田大学(各11名)、東京工業大学(7名)、京都大学・上智大学(各6名)など上位を難関私立・国公立が占めています。

明確な大学別の足切りは無いと考えられ、実力主義の外資系文化もあり、ケース面接での適性や英語力次第で中堅校からの合格者も出ています。
「学歴で落とす」というより結果的に高学歴が多くなっているという見方ができます。

デロイトトーマツコンサルティング(DTC)のインターンシップは採用直結型?優遇はある?

デロイトのサマーインターン(Summer Job)は選考直結型と公式に銘打たれており、インターン参加者の中でも特に優秀と評価された学生は本選考で優遇されるケースがあります。

具体的には、インターン後に評価の高かった学生には最終面接への案内が届き、途中の選考ステップが一部免除されるといった情報が、参加者の口コミから報告されています。

実際、冬季開催のウィンタージョブでは「ジョブ後1回の面接で内定が決まった」「インターン参加者の約半数弱が最終面接直行だった」といった声もあります。ただしこれらは公式発表ではなく参加者の口コミ情報であり、毎回全員が優遇されるわけではありません。インターン選考に落ちても本選考には通常通り参加可能で、インターン参加が採用の必須条件にはなっていません。

デロイトトーマツコンサルティング(DTC)のインターンシップの選考時期は?

(参照:https://www.businessinsider.jp/article/2506-deloitte-uk-partner-promotions-lower-than-last-year-consulting-slowdown/)

27卒向けサマーインターン(Summer Job)の募集は例年春に始まり、2025年の場合は4月上旬からエントリー開始、締切は6月初旬でした。選考通過者は8~9月に開催される3日間のプログラムに参加します。2025年は8月6日~8日を皮切りに9月中旬まで計5ターム設定され、各自希望の日程に参加しました。基本日程は3日間連続で、全日程オンライン(Zoom)開催です。インターン参加者への給与・報酬はありませんが、サマーインターン本番を終えた合格者(優秀者)向けに対面での懇親会が別途予定されるなど、社員と交流できる機会が設けられています。なお各タームの定員は約150名程度とされ、大規模なインターンイベントです。

27卒ウィンターインターン(Winter job)の情報はまだ解禁されていませんが、26卒では8月中旬に書類の締め切りがあり、9~10月に面接、12月に3日間のオンライン開催のインターンがありました。

デロイトトーマツコンサルティング(DTC)のインターンシップの選考フローと選考突破のコツ

(参照:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC116980R10C24A4000000/

デロイトトーマツのインターン選考フローはおおむね以下のステップで進みます。

エントリーシート(ES)

過去設問例

  • インターン志望動機を教えてください。
  • あなたらしさを表現するエピソードを教えてください。
  • あなたのターニングポイントを教えてください。
  • コンサルタントを志望する理由とDTCを志望する理由を教えてください。
  • チームワークを行う際に、どのような役割を担うことが多いですか。チームで取り組んだ具体的なエピソードとともに教えてください。

選考のコツ

デロイトのESは毎年微妙に設問が変わりますが、大枠は同じです。いわゆるガクチカや志望理由を聞かれており、比較的オーソドックスな質問です。

あなたがコンサルタントとして活躍している姿が想像できるよう、あなたの過去の経験をうまくマッチさせながら書きましょう!

webテスト(TG-web)

性格検査も見られているため、デロイト トーマツ コンサルティングのカルチャーを事前に見て回答する必要があります。

  • 形式:TG-WEB
  • 内容:言語、非言語、性格

選考のコツ

まずは、SPIノートの会が出している「これが本当のwebテストだ」などの本で対策を積んでください。その後に、他にTG-webを採用している企業でたくさん実戦練習を積みましょう!

TG-webは、制限時間が短く問題数が多い一方で、同じ形式の問題が続きます。そのため、しっかりと対策を積んでパターンを身に着ければきっと解けるはずです!

面接(インターンシップ前)

1次面接

学生1:社員2の個人面接(15分ほど)

過去質問例

  • 学生時代に力を入れたことは何か。
  • 行動のモチベーションは何か。
  • どのようなことに苦労したのか。
  • どのような目標を立てたのか。
  • なぜそれ(学生時代に注力したこと)をやりたいと思ったのか。
  • なぜその行動をしたのか。
  • 他に考えたことはあるか。
  • 周囲からの評価はどうだったか。
  • こだわりを持ってやっていたことはあるか。
  • 自分の強み、弱みは何か。
  • どのように活かすべきか。
  • どのように克服すべきか。
  • ESに記載した自分の周囲からの印象についての深堀り。
  • どのような性格か。
  • 周りからはどのような性格だと言われるか。
  • チームをまとめる際に工夫する点は何か。
  • ストレスをどのように解消しているか。
  • どのような研究をしているのか。
  • それがどのようにコンサルタントに活きるか。
  • 研究をしていて挫折したことはあるか。
  • インターンではどのように貢献できるか。
  • 志望動機は何か。
  • なぜコンサルなのか。
  • なぜデロイトなのか。
  • どのような業務に興味があるのか。
  • 英語は話せるのか。

選考のコツ

ガクチカ中心の面接になります。デロイトが求める人物像である「信念と誠実さをもって世界や社会の課題にコミットする」「居心地の良い場所に収まらず、いつも自身を進化させる」などを意識しながら上記の質問にスラスラと答えられるようになりましょう!

2次面接

学生1:社員1のケース面接(30分ほど)

思考時間は5〜15分で、その後ディスカッションが行われます。逆質問がある可能性もあるので、準備が必要です。

過去質問例

  • 地方都市の高層マンション周辺の土地の開発案立案
  • 2025年にある大きなイベントに際し、観光客を増やすための施策
  • デジタル教科書に賛成か。
  • e-sports はオリンピックテーマになるべきか。
  • レジ袋の有料化の是非を判断せよ。
  • 学校の予算配分は正しいのか。
  • 小学生のスマホ保育に賛成か。
  • 副業の導入の賛否について。どのような制約が必要か。
  • 嘘が全くつけなくなる世界ができたとしたら、それは今より良い社会か悪い社会か?メリットデメリットを交えながら述べよ。
  • 人々が労働の自由を達成するためにベーシックインカムを導入するべきか。導入するので あれば問題点は何か考えること。
  • 映画館業界は2023年に映画鑑賞料金の値上げを行うべきか否か。
  • オンライン面接に賛成か反対か。
  • コロナで売上減少した映画館の売上向上施策。
  • 依頼メーカーのサステナビリティ施策。
  • 英語やプログラミング等の高度なスキルを扱える人員不足における教育としての施策は何があるか。
  • 全国旅行支援に変わる旅行支援の施策を考えてください。
  • あなたがコンサル会社の社⻑だとした時、男性育児休暇取得率を100%にするための施策を考えてください。
  • ブドウ農家のコンサル担当として、味に自身があるが、知名度がない場合、どのようにコンサルするか。
  • イチゴ農家のコンサル担当として、知名度があるが、生産量に安定感がない場合、どのようにコンサルするか。
  • 地方自治体の市⻑として、10 年間、市は少子高齢化で人口減少が止まらない場合、食い止める方法は何か
  • とある飲食事業会社の企画部⻑として、Z 世代に刺さるメタバース事業を考えて下さい。
  • 教員ブラック労働について、改善策を考えよ。
  • 日本は諸外国に比べて地中電線化が遅れている。進んでいない理由と、地中電線化を加速させるにはどうすれば良いか考えて下さい。
  • 林業女子を増やす方法を考えて下さい。
  • マイナンバーの導入推進施策を考えて下さい。

選考のコツ

ケース面接が中心となります。難しいお題が多いですが、自身の考えを堂々と面接官に伝えましょう。

ディスカッションでは自分の意見に固執しすぎることなく、面接官の意図を汲み取りながら議論しましょう。

インターンシップ

過去お題例

  • スポーツアパレルブランドのD2C戦略

選考のコツ

架空企業のふわっとしたお題が渡されることが多いため、背景は自分たちで考える必要があります。その際は、早めに架空の企業の解像度をチームメンバー全員であげましょう。

また、インターン初日の午前中、2日目の午前中に論理的思考の講義やスライド作成の講義が行われます。それらで得た情報を、メンバーとの議論にぜひ活かしてください。

インターン中はチームワークと積極性が評価のポイントになります。一人で突っ走らず周囲の意見を引き出しまとめるリーダーシップや、タフなスケジュールをやり切るスタミナも重要です。終了後にはフィードバックももらえるので、次の本選考につなげるつもりで学ぶ姿勢を示すと良いでしょう。

デロイトトーマツコンサルティング(DTC)の選考フローまとめ

デロイトトーマツコンサルティングの27卒向けインターンは、難関かつ大規模な選考イベントですが、その分得られるリターンも大きいと言えます。

インターン経由で早期に内定獲得のチャンスを掴んだ学生も毎年おり、また仮に直接オファーに至らなくとも、約3日間の濃密なコンサル体験を通じて得た学びや人脈は本選考や今後のキャリアに必ず活きてきます。競争倍率はとても高く狭き門ですが、徹底した事前準備と対策次第で十分突破可能です。実際にインターン選考を通過してくる学生は、早い時期から動き出し、ケース面接や筆記試験の練習を重ねています。

ぜひ本記事で紹介したポイントを参考に、ロイトのインターン選考にチャレンジしてみてください。たとえ途中で不本意な結果になってもインターン経験そのものが糧になりますし、本選考への挑戦権は残されています。デロイトというプロフェッショナル集団の一員として成長したいという熱意を持って、選考・インターンに全力で臨みましょう。

オルタナティブインターンシップでは、他コンサル企業ではPWCコンサルティングKPMGコンサルティングEYコンサルティングなど掲載しています。さらにIT企業や金融、総合商社、ディベロッパー等幅広い業界について解説しています。

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AC Research Group
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