【26卒最新版】総合コンサル 各ファームの選考フロー概要紹介 Vol.5 - EY(ビジネスコンサルタント) -
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デロイト、PwC、KPMG、EYの世界4大監査法人に属する各コンサルティングファームの総称は、『BIG4』として知られています。Big4、EY(アーンスト・アンド・ヤング)をはじめとする総合コンサルの各ファームの特徴と新卒採用選考フローを紹介しています。本記事では、選考プロセス全体像から、筆記試験の攻略法、面接のコツまで、EYストラテジー・アンド・コンサルティング(ビジネスコンサルタント)の選考対策を徹底解説しています。選考の各ステージで必要なスキルや準備方法を分かりやすく紹介し、準備方法について、わかりやすく、実践的なアドバイスをご紹介します。
EYストラテジー・アンド・コンサルティングの企業情報
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社は、グローバルに展開するEYのネットワークを活用して、企業や社会の課題解決に貢献するプロフェッショナルサービスファームです。同社は、EYのパーパスである「Building a better working world(より良い社会の構築)」を実現するため、案件ごとに最適なチームを編成し、長期的価値の提供に努めています。EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社には、多様なバックグラウンドを持つ若手から経験豊富なプロフェッショナルまでが在籍し、さまざまな視点を活かしながら、クライアントや社会に信頼されるサービスを提供しています。2017年に設立されたEYジャパン合同会社の一員として、同社は監査、税務、戦略コンサルティングなど幅広い分野で活躍し、持続可能な成長とインクルーシブな社会の実現を目指しています。
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EYストラテジー・アンド・コンサルティングの選考プロセス
1.EYSCの選考時期と流れ
時期:サマーインターン→内定ルート および 秋開催の国内本選考またはボストンキャリアフォーラム・ロンドンキャリアフォーラム
流れ:ES→webテスト→GD→面接→インターン/ロングGD→最終面接
EYストラテジー・アンド・コンサルティング(以下EYSC)の選考フローは、WEBテスト、グループディスカッション、面接など、多段階にわたります。特に、エントリーシート(ES)から最終面接まで、各ステージで異なるスキルや能力が求められるため、しっかりと対策を立てることが必要です。この段階を乗り越えれば、EYでのキャリアスタートが見えてくるでしょう。この記事では、選考フロー全体を把握し、どのステージでも成功するための具体的な対策をお伝えします。
EYSCの選考フローは、大まかに以下の順番で進行します。ES提出 → Webテスト → グループディスカッション → 面接→ グループディスカッション → 面接。他の総合コンサルティングファームと似たような選考フローです。全体を把握しつつ、各ステージに特化した対策を取ることが成功のカギです。
EYSCの選考フローでは、各ステージごとに異なるスキルが求められます。エントリーシートから最終面接まで、どの段階でも万全な準備が必要ですが、最も大切なのはステージごとの特徴に応じた対策です。この章では、各ステージの詳細と対策方法を解説します。どのステージも乗り越えれば、内定に近づく大きな一歩となるでしょう。
2.EYSCのエントリーシート
エントリーシート(ES)は、最初に自分をアピールする重要なステージです。400字程度の文字数制限で、志望動機と自己アピールを具体的かつ論理的に書くことが成功のカギとなります。Why コンサルティングファーム、Why EYパルテノンといったポイントを明確かつ簡潔に書き、読み手に伝えることを心がけましょう、
EYのESでは、応募者の論理的思考や将来のビジョンも見られるため、単なる志望理由だけでなく、自分がその企業で何を成し遂げたいのかを明確に示す必要があります。
過去質問例:
- ビジネスコンサルタントの志望動機(400字以内)
- あなたのキャラクターが分かるエピソード(400字以内)
3.EYSCのwebテスト
EYSCのWebテストは、SPI形式のテストが採用されています。出題科目は言語、非言語、性格診断の3つで、希望時間は1時間半程度です。難易度は易しいですが、Webテストの結果はグループディスカッションや面接に進むための重要な審査基準となるため、対策が必要です。
SPIでは短時間で多くの問題に答える必要があるため、問題形式を把握し、時間内に正確に回答するスピードと精度が重要になります。事前準備が不足していると時間切れになりやすいことから、問題集でのトレーニングを重ね、テスト形式に慣れておくことが対策の基本になります。
4.EYSCのGD
EYSCの選考では、GDで厳しく落とされます。チームワークやリーダーシップ、筋の通った論理を展開し、適切にデリバリーする能力が求められます。適切なタイミングで積極的に意見を出しつつも、他のメンバーの意見を尊重し、チーム全体の成果を重視する姿勢がポイントです。発言の際には、筋が通っているか、論理的か、意見が妥当であるかを考えるようにしましょう。
また、個人の優秀さだけでなく、チームでどのように協力できるかが評価されるため、バランスの取れたコミュニケーション能力も重視されます。自己中心的な発言よりも、チームに貢献する姿勢が重要です。
過去のテーマ例:
- ある市場の規模を拡大するには
- ある企業の利益向上策と課題提言
- 売上向上施策
- 最高の〇〇とはどのような〇〇か
- 脱炭素社会の観点から、〇〇産業の既存産業・新規産業を考える
5.EYSCの面接
EYSCの場合、1次面接ではケース面接に比重、最終面接では人物面接に比重がおかれます。
ケース面接の過去質問例は以下の通りです。フェルミ計算では、論理的思考力の高さをアピールすることが重要です。
過去質問例:
- 「日本にある〇〇の数を求めよ」
- 「ラーメン店の売上を求めよ」
- 「リニアモーターカーの開通によって減少する、伊丹羽田間の飛行機を利用者数を求めよ」
こちらも参考に:【ケース面接攻略】戦略コンサル内定者が教えるロジカルシンキング & ケース思考フロー vol.1
最終面接では、企業は学生の志望度の高さを測っていると考えられます。人物面接では、志望動機として「Why コンサルティングファーム」「Why EYSC」を基本に準備しておくとともに、事前に企業理解を深め逆質問を準備しておく必要があります。
過去質問例:
- 志望理由
- Whyコンサルティングファーム
- Why EYSC
- Why 志望職種
- 他の業界は見ていますか
- 入社したら所属したいセクターはどこですか
- Why
- そこにアサインされない可能性もありますが、いかがですか
- 入社してやってみたいこと
- 本当にEYSCでできるのですか
- それって他社でもできますよね
- それができない場合はどうしますか
- ESに記入した内容の深掘り質問
- コンサルに必要なスキル、マインドセットはなんだと思いますか
- 他社の選考状況