コンサルティングファームや投資銀行、総合商社の面接では、論理的思考力を測る「ケース面接」が課されることがあります。
就活生の中には、「ケース対策に関する書籍を読み、自分で何問か解いてみたけれど、実際のケース面接の雰囲気が分からない」といった方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、戦略コンサルティングファーム内定者のオルタナメンターがケース面接をどのように解いていくのかといった思考フローをご紹介します。自分だったらどう回答するか、ぜひ一緒に考えながら読んでみてください。
ビジネスの世界で正解がないのと同様で、ケース面接でも正解はないので、ご紹介した内容は一例だとお考えください。
本記事はコンサル対策の「中級」～「上級」になります。

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<h2 id="0-アプローチの検討" class="article-heading-second">アプローチの検討</h2>
企業の面接で課されるケース問題には、様々な種類があります。「チューインガムの市場規模」のようなフェルミ推定や、「コンビニの売上を上げるには？」といった数値改善系のお題が多く出題される傾向にありますが、他にも「国家とは何か？」のような抽象問題、「カラオケ業界の今後はどのように変化するか」といったマクロ動向に関する議論などもあります。
そうした中で、今回の「観光客数を増やす」といった数値を改善するケース面接の検討は、「前提確認」「現状分析」「課題特定」「施策立案」というプロセスを経ることが一般的です。解くべき問題のスコープや定義を整理したうえで、問題を構造的に整理し、その中で最も改善すべき課題を特定し、最も有効かつ現実的な改善策を提示するというアプローチです。今回はこのアプローチを採用し、「アニメ文化を利用して日本の観光客を増やすには」というお題を考えていきます。

<h2 id="1-前提確認" class="article-heading-second">前提確認</h2>
それでは、まず、本問題の主体（クライアント）を決定しましょう。
クライアントを決定することで、検討のスコープや施策の評価軸(実現可能性、必要とされる効果)を絞り、検討を有意義に進めることができます。
今回のお題は国、自治体、企業など、様々なクライアントが考えられます。
しかし、今回は国であると仮定しましょう。「日本の観光客を増やす」ことを主目的としていることから、その利益を主に被る主体として素直に捉えて問題ないと考えます。また、本依頼の背景としては、円安により外国人観光客が増加傾向にある勢いに乗り、観光客を増やしたいと考えている等が考えられます。
また、国が主体であるため、今回主に増やそうとする観光客は、海外からの観光客に絞って検討を進めます。

<h2 id="2-現状分析" class="article-heading-second">現状分析</h2>
次に、日本への外国人観光客の現状について分析を進めます。
現状分析においては、「アニメ文化を利用して日本の観光客を増やす」という今回の問題の”解くべき課題”を特定するために、アニメ文化を起点に外国人が日本に旅行に来る場合、どのようなフローを辿るかを整理します。
もし日本のアニメ文化の浸透度合いや日本への観光のしやすさ等の観点から考える際には、地域別(アジア圏、欧州圏 等)に観光客をセグメンテーションするのも良いかもしれません。一方で、今回は、「恐らく日本のアニメの認知度は高いけど、中々観光という行動まで結びつかないという、認知から行動へのギャップが課題となりそう」という仮説から、顧客の行動・意思決定フローを切り口として採用しています。

外国人の日本のアニメに対する体験のフェーズを、以下5つの段階セグメンテーションします。
(0)　日本のアニメを知らない
(1)　日本のアニメ文化を知っている
(2)　日本のアニメ文化を好きである
(3)　日本への観光に興味を持っている
(4)　日本に観光に来る

このような認知から行動へのフローを整理する際には、いわゆるAIDMA、AISAS、DECAX等のマーケティングにおける購買行動のフレームワーク等をイメージしながら整理すると良いかもしれません。
では、ここでそれぞれのセグメントを見ていきましょう。
特に「どのセグメントへの価値訴求が効果的か」という視点から、①どの程度の人数がいるか(ボリュームの大きさ)と、②次のセグメントに移るための明確な障害がありそうか？(課題の大きさ)③その課題が取り除きうるか？という3つの問いを念頭に置いて分析を進めます。

(0) → (1) 日本のアニメ文化の認知度
まず、日本アニメ文化の認知度が低いと言った課題はないと考えてよいでしょう。近年のアニメブームは海外に広く認知されており、「Dr.スランプ」「ドラゴンボール」の作者である鳥山明氏が亡くなった際に、フランス大統領、英国、韓国、中国の外務省等から弔辞が出たことや、「鬼滅の刃」「呪術廻戦」などのヒットぶりからも窺えます。
このフェーズの課題としては、アニメ文化との接点がそもそも少ない、あるいはハードルが高い等が考えられます。もしここにアプローチする場合は、視聴手段（Netflixなどのアプリやスマートフォンなどの媒体）、言語（翻訳の必要性）、価格などのハードルを解消することが必要と考えられます。

(1) → (2) 日本文化を好きになる
「日本のアニメ文化を知っているが、好きではない」という人は一定数存在すると考えられます。
このような場合には、「エンタメ市場/余暇市場」という市場における競合から、日本のアニメはどのように顧客を獲得するべきか？という点を考える必要があります。人の時間は有限のため、アニメを見ていない人が、アニメを見るようになるためには、その他の時間、例えばスポーツをする時間やドラマ・映画を見る時間等を、アニメが奪う必要があります。一方で、大きく「余暇」といっても日本のアニメが供給する価値や体験と全く異なる市場からは時間を奪うことは困難です。
そのように考えると、日本のアニメ市場と類似した市場として、小説・漫画等のファンタジー作品を読む時間や、ドラマや映画等の非アニメ作品を観る時間が、主な狙い先と考えられます。その場合、日本のアニメ文化への近接性という観点から、狙う場合には小説や漫画を読む時間を取りに行くのが現実的でしょう。
したがって、より多くの人に日本文化を好きになって貰う場合、そうした時間・場面を対象として「その人が好きになりそうな作品を供給する」という王道の方法の他、アニメを小説や漫画等の別媒体にて日本のアニメ文化を訴求するという方針が考えられます。
一方で、今回のクライアントは国であるため、適正作品のレコメンドや、メディアミックスの推進等の企業活動のような取り組みは、なかなか施策に落とし込み難いと考え、アプローチの主眼とするのは難しいでしょう。もちろん、そうした企業活動への補助金提供等も考えられますが、施策として深く検討する価値はないでしょう。

(2) → (3) 日本への観光に興味を持つ
日本のアニメ文化に強い興味を持ち、それが「観光に行ってみたい」という興味へと昇華するためには、コンテンツとしてアニメを消費するだけでなく、”日本で体験できるアニメ文化”に興味を持ってもらう必要があります。
そのため(2)から(3)への移行にあたっては、体験が提供されていること、そしてその情報が手に入れられることがハードルとして挙げられます。また、情報に対するアクセス性も一定必要となってきます。

(3) → (4) 日本に旅行に来る
「アニメ文化が好きだから日本に行ってみたいけど、本当に観光に行くか？」と考える場合、一般的な考え方としては「日本で得られる体験は、そのために払うべきコストに見合っているか」というコスパによって判断すると考えます。
その際にコストとして考えられるものは以下のものが挙げられるでしょう。
・①金銭的コスト...日本への旅費・宿泊費 等
・②時間的コスト...滞在日数・移動時間
一方で、それらを払ってまで「日本に来ることで日本のアニメ体験をより享受できる」という③観光への期待感(メリット)の評価を上げるという点も考える必要があるでしょう。

<h2 id="3-課題特定" class="article-heading-second">課題特定</h2>
現状分析から、今回アプローチ余地があるのは、
(2) → (3) 日本への観光に興味を持つ
(3) → (4) 日本に旅行に来る
の2つのフェーズであることを整理しました。そのため、続いてはこれらのフェーズにおける課題を特定していきます。
特に今回はどのセグメントにアプローチをするべきかということを検討していきましょう。

(2) → (3) 日本への観光に興味を持つ
ここではアニメ文化、ひいては日本でのアニメ文化に対して強い興味を持ってもらう必要があります。そのために情報のアクセス性を良くしたり、日本で体験できるアニメ文化を増やすことは必要なことだと考えられます。

(3) → (4) 日本に旅行に来る
先ほどあげた、①金銭面②時間③観光への期待感についてそれぞれ考えてみます。
まず、金銭面は、課題としては大きくないと考えられます。近年の円安傾向から金銭的負担は足許改善傾向にあるためです。一方で時間的制約については日本に限らず、どの国に行っても同じであることを踏まえ、今回は解決するべき課題ではなく、また国によるアプローチも困難なため優先度は低いと考えます。

次に、「観光への期待感」です。
これは、「(2) → (3) 日本への観光に興味を持つ」にも通づるところがあります。アニメ文化を好きな人が日本に来た場合に
(認知)「そもそもどのような体験をすることができるのか？」
(期待)「その体験を得るために、わざわざ行く価値があるのか？」
という大きく2つの観点から、観光に行くか否かを判断するでしょう。例えば日本で開催されているコミックマーケット等の大型同人誌即売会イベントや、アニメの世界観に入り込めるようなUSJのような体験型アトラクション、あるいは体験型のレストラン、ゲームセンター等は、行ったことのない外国人にとっては、どの程度面白そう・楽しそうに映るのでしょうか？
日本のアニメ文化を好きな外国人であれば認知のハードルは越えていると仮定したときに、この「期待」の度合いの低さが、日本への観光の阻害要因になっているのではないでしょうか。
つまり、アニメ文化を好きな外国人の方々は「アニメを観る受動的な消費」か「日本に行き聖地巡礼やイベントに参加する積極的な体験」の2択になっており中間となる「地元で日本アニメの文化を体験する機会」が少ないことが課題ではないかと考え、今回解くべき課題として設定してみますしょう。

<h2 id="4-施策立案" class="article-heading-second">施策立案</h2>
今回、「地元で日本アニメの文化を体験する機会の少なさ」という課題を解決するため、施策として「世界各国でのアニメ文化を利用したイベントの実施」を提案します。
もちろん、課題特定で挙げたような情報のアクセス性向上やイベントの開催などで日本に来てもらう要因を増やすことの重要性は高いです。その他、実際に日本に来る観光客・リピート客を増やすために国として、アニメ文化を知り、文化に触れ、観光につなげ、またリピートしたくなるような、外国人観光客の日本アニメを起点とした観光体験の全体像をデザインする必要はあると考えられます。
そうした中でも、今回は日本への観光に向けた期待醸成を目的に、「地元における日本アニメ文化体験の少なさ」を1番の解決すべき課題として設定します。
外国人観光客が地元で日本アニメ文化を体験するには、いくつかの方法が考えられます。①イベント②公共施設(美術館、博物館等)③娯楽施設等です。①はコミックマーケットのようなイベントであり、②は三鷹の森ジブリ美術館のような施設であり、③はUSJのような施設です。
これらの選択肢の中で、国が主体として運営・企画できるのは①か②と考えられます。そして、今回は「地元で簡単に体験ができ、日本に観光に来ることへの期待を高める」ことが目的のため、今回の施策は以下要件を満たす必要があります。
・多くの人・地域でアプローチしやすい
・一方で、日本に来る必要がなくなるほど素晴らしい体験ではない
・日本の政府が主体となって実現が可能
このような要件を満たすような施策として、「日本のアニメ文化を知ってもらう・好きになってもらう」ことが中心の施策ではなく「日本のアニメ文化を体験する」ことを中心としたアニメ文化振興政策を切り替え、世界各国主要都市におけるアニメ文化を体験するイベントの開催を提案します。
世界各国でのアニメ文化を利用したイベントの実施は、アニメ文化に体験として触れる素晴らしさを自国に近いところで感じてもらうことができるようになり、時間的制約や金銭的負担は少なく、アニメ文化を利用したイベントへの参入障壁は格段と下がります。また、イベントの参加を通じて、段階的に日本や、日本で体験できるアニメ文化に興味を持ってもらうことで、意思決定のハードルも下がるでしょう。具体的にはグッズのポップアップストアや、コラボカフェ、世界観を表現した施設やコスプレコンテストなど、日本でも行われていることが望ましいでしょう。
この施策は、日本のKpopファンが韓国で行われるコンサートに行く理由として、日本で行ったコンサートに満足したことのアナロジーとも言えます。また、似たような手法は最初の数話は無料にも関わらず、途中から課金を求められるような漫画アプリでも行われており、フリーミアムと似たようなものと捉えることもできます
また、今回のクライアントが国であることを踏まえても、金額面的な補助や各国とのパイプの観点から実施は可能だと言えるでしょう。

以上いかがでしたでしょうか？
今回のケース問題は、問題のスコープが広い中で、どのように現状を分析し、課題を特定するかという点が中々難しかったのではないでしょうか。
今後も様々なケース問題の思考フローを公開する予定となっておりますので、ぜひ皆さんのケース面接の練習に役立てていただけますと幸いです。より難易度の高い課題や実際のコンサルタントはどう考えるのか？等を知りたい方は、オルタナ講座にご参加ください。

アプローチの検討,前提確認,現状分析,課題特定,施策立案

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外資系企業とは？働き方や選考の特徴をまるっと解説！【就活生必見】

本シリーズでは、日系投資銀行各社の特徴と選考フローについて解説していきます。
日系投資銀行は、日系企業の中では高待遇が望めること、また外資系投資銀行よりも若手を育成する文化が根付いていることから、学生に人気がある業界です。
人気の日系投資銀行としては、独立系である野村證券、大和証券と、銀行系であるSMBC日興証券、みずほ証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券があげられます。これらの５つはまとめて五大証券と呼ばれます。
本記事では、そんな日系投資銀行の中でも五大証券の一角を占める、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の特徴と選考フローについて概要をまとめていきます。
<h2 id="0-野村証券の企業情報" class="article-heading-second">野村証券の企業情報</h2>
野村證券は、日本を代表する証券会社であり、国内外で幅広い金融サービスを提供しています。独立系証券会社として、同規模の銀行系証券会社とは異なる柔軟性と専門性を持っているのが特徴です。
野村證券の投資銀行部門は、リーマン・ブラザーズの買収で得たグローバルネットワークを活かし、国内だけでなくクロスボーダー案件にも強みを持っています。実際、2022年のデータでは、M&amp;Aの国内市場で2位、ECMで1位にランクインしているだけでなく、グローバルM&amp;Aリーグテーブルでは20位にランクインしています。
また、教育制度としてローテーション配属やインストラクター制度があり、それぞれ国内トップクラスの実績を持つセクターで、幅広い経験を積むことが可能となっています。

<h2 id="1-野村證券の選考情報" class="article-heading-second">野村證券の選考情報</h2>
<h4>時期と流れ(本選考経由の場合)</h4>
採用：新卒国内採用
時期：4月〜6月
流れ：エントリーシート → Webテスト→一次面接→二次面接→三次面接→最終面接→内定

<h2 id="2-エントリーシート" class="article-heading-second">エントリーシート</h2>
<h4>過去質問例</h4>
<ul>
<li>野村證券への志望動機を記述してください。(300文字以内)</li>
<li>志望コースを選択した理由を記述してください。(300文字以内)</li>
<li>最近気になるニュースについて、関心を持った理由、注目しているポイント、今後の見通しを記述してください。(300文字以内)</li>
<li>チームで成果をあげた経験について教えてください。あなたはどのようにチームに関わりましたか。あなたが”チームワーク”を一番身近に感じたエピソードをお教えください。(500文字以内)</li>
<li>困難を克服した経験について記述してください。克服するためにどのような行動、工夫をしたかについても併せて記述してください。(500文字以内)</li>
</ul>

<h2 id="3-野村証券のWebテスト" class="article-heading-second">野村証券のWebテスト</h2>
玉手箱
Webテストは玉手箱です。一般的な対策をしていれば問題ないでしょう。

<h2 id="4-野村証券の一次面接" class="article-heading-second">野村証券の一次面接</h2>
学生1:社員2の面接（オンライン、30分×2セット）
<h4>過去質問例</h4>
<ul>
<li>自己紹介</li>
<li>志望動機</li>
<li>学生時代に頑張ったこと</li>
<li>どういう人と働きたいか</li>
<li>逆質問</li>
</ul>
面接は学生とVPレベルの社員が一対一で、２セット行われます。穏やかな雰囲気で、基本的にはESの内容に沿ったような質問が多いようです。一方で、逆質問の時間が長く取られる傾向にあるようです。逆質問によって志望度の高さや業務理解を示すことが重要になりそうです。

<h2 id="5-野村証券の二次面接" class="article-heading-second">野村証券の二次面接</h2>
学生1:社員2の面接（オンライン、30分×2セット）
<h4>過去質問例</h4>
<ul>
<li>自己紹介</li>
<li>志望動機</li>
<li>学生時代に頑張ったこと</li>
<li>チームワークを発揮した経験はあるか</li>
<li>逆質問</li>
</ul>
面接は学生とEDレベルの社員で、一人ずつ２セット行われます。こちらも基本的にはESの内容に沿ったような質問が多く、また逆質問の時間が長く取られます。一次面接と同じように、あらかじめ質問する内容を準備しておくとよいでしょう。また、志望動機については深く聞かれたという人が多いため、ESと矛盾がないよう論理的に説明できるようにしておきましょう。

<h2 id="6-野村証券の三次面接" class="article-heading-second">野村証券の三次面接</h2>
学生1:社員3の面接（30分×3セット）
<h4>過去質問例</h4>
<ul>
<li>自己紹介</li>
<li>志望理由</li>
<li>他社の印象</li>
<li>今までで一番頑張ったこととその深掘り</li>
<li>10年後にどんな人になっていたいか</li>
<li>自分の強みと弱み</li>
<li>最近の気になるニュース</li>
</ul>
三次面接では、MDクラスの社員との面談になります。学生1:社員1の面接を3回にわけて行います。緊張感のある場面ですが、ここで堂々と受け答えをする力が求められます。質問内容はオーソドックスなものが多いので、一般的な準備をしていれば問題ないでしょう。

<h2 id="7-野村証券の最終面接" class="article-heading-second">野村証券の最終面接</h2>
学生1:社員2の面接（30分×2セット）
<h4>過去質問例</h4>
<ul>
<li>自己紹介</li>
<li>志望理由とその深掘り</li>
<li>将来のキャリアプランについて</li>
<li>投資銀行でやっていく覚悟はあるか</li>
<li>辛い時はどうするか</li>
</ul>

最終面接では、投資銀行部門の採用担当の社員2人との面接になります。今までの面接と比べ、投資銀行でやっていく覚悟や、ストレス耐性など、人間性に関わる質問が多くなります。躊躇を見せず、投資銀行や野村證券に対する熱意をしっかりと伝えることが重要です。

<h2 id="8-野村証券への内定を目指す方は" class="article-heading-second">野村証券への内定を目指す方は</h2>
Alternative Careers/Internshipsでは、日系トップティア企業への就職を目指す方対象に、「SyNS」コミュニティを開催しております。各社公認で運営しており、社員の方も登壇されます。上記参加を希望される方は、「iBECK社コミュニティ募集」よりご応募ください。

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本シリーズでは、日系投資銀行各社の特徴と選考フローについて解説していきます。
本記事では、そんな日系投資銀行の中でも五大証券の一角を占める、野村証券の特徴と選考フローについて概要をまとめていきます。

【ケース面接攻略】戦略コンサル内定者が教えるロジカルシンキング & ケース思考フロー vol.1

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