Big4とは?デロイト・PwC・EY・KPMG 4社の特徴・選考の違いを徹底解説

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著者: Alternative Careers 編集部

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はじめに

「Big4」という言葉を耳にしたことがあっても、それが具体的にどの4社を指し、どんな業界構造になっているのかを正確に説明できる就活生は多くありません。
Big4は世界の会計・コンサルティング業界を牽引する4大プロフェッショナルサービスファームの総称で、就職市場でも極めて高い人気を誇ります。

本記事では、Big4の定義・成り立ちから始まり、デロイト・PwC・EY・KPMG各社の特徴・強み・年収・選考フローまで、Big4を志望する就活生が知っておくべき情報を網羅的に解説します。
各社の違いを正しく理解し、自分に最も合うファームを見極める判断材料としてご活用ください。

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Big4とは?世界4大会計事務所グループをわかりやすく解説

Big4(ビッグフォー)とは、世界の会計・監査業界において圧倒的な市場シェアを持つ4大プロフェッショナルサービスファームの総称です。
具体的には次の4社を指します。

  • Deloitte(デロイト)
  • PwC(PricewaterhouseCoopers、プライスウォーターハウスクーパース)
  • EY(Ernst & Young、アーンスト・アンド・ヤング)
  • KPMG(クレインベルド・ピート・マーウィック・ゴーデラー)

これら4社はいずれも19世紀のイギリスや米国で創業された会計事務所を起源とし、20世紀後半の度重なる合併を経て、現在の世界4大会計ファームの体制が形成されました。
グローバルでの売上規模はDeloitteが最大で約670億ドル、続いてPwCが約550億ドル、EYが約510億ドル、KPMGが約380億ドル(いずれも直近年度の公表値ベース)と、4社合計で世界の監査・コンサルティング市場の大部分を占めています。

「Big4」という呼称は、もともと1989年のErnst & Whinney(後のEY)の誕生や、1998年のPricewaterhouseCoopersの統合などを経て、世界の大手会計事務所が4社に集約されたことから定着した呼び方です。
それ以前は「Big Eight(ビッグ8)」「Big Six(ビッグ6)」「Big Five(ビッグ5)」と呼ばれていましたが、2002年のアーサー・アンダーセンの消滅(エンロン事件)により、現在の4社体制が確定しました。

就活市場におけるBig4の人気は非常に高く、各社とも新卒採用は数百名から数千名規模(各部門合計)で、特にコンサルティング部門は急速な事業拡大を背景に採用数を年々増やしています。
MBB(マッキンゼー/BCG/ベイン)など戦略コンサルティングファームの少数精鋭採用と比較すると、Big4は採用人数が多く門戸が広い一方で、各部門・職種ごとに明確な専門性を求められる点が特徴です。

コンサルティング業界全体の構造については、別記事「コンサルとは?種類・仕事内容・年収をわかりやすく解説」も併せて参考にしてください。

 

Big4の歴史と業界構造(4本柱と日本法人体制)

Big4の歴史を理解することは、各社のカルチャーや強みの違いを把握する上で重要です。

Big4の成り立ち

Big4各社の起源は、いずれも19世紀のイギリスや米国に遡ります。
Deloitteは1845年にロンドンでWilliam Welch Deloitteによって、PwCの前身となるPrice Waterhouseは1849年に同じくロンドンで、EYの前身であるErnst & WhinneyとArthur Youngは1849年と1894年に、KPMGの前身は1870年に設立されました。

その後、各社は世界各国に拠点を広げ、20世紀後半の度重なる合併・統合を経て現在の形になりました。
KPMGは1987年にKMGとPeat Marwickの合併で誕生し、EYは1989年にErnst & WhinneyとArthur Youngの合併で、PwCは1998年にPrice WaterhouseとCoopers & Lybrandの合併で現在の体制が確立されました。Deloitteは複数の合併を経つつも、創業以来の名前を維持しています。

2002年のエンロン事件によりアーサー・アンダーセンが消滅して以降は、現在の4社体制が定着しています。
なお、EYでは2022年から監査部門とコンサルティング部門を分社化する計画(プロジェクト・エベレスト)を進めていましたが、2023年に断念しています。

Big4の4本柱(サービスライン)

Big4各社は、共通して以下の4つの主要サービスラインを持ちます。

  • 監査(Audit / Assurance): 企業の財務諸表の適正性を検証する伝統的な会計監査業務
  • 税務(Tax): 法人税・国際税務・移転価格などのアドバイザリーサービス
  • アドバイザリー(Advisory / Consulting): 戦略・業務改革・IT・デジタル変革などの広範なコンサルティング業務
  • FAS(Financial Advisory): M&A、デューデリジェンス、企業価値評価、事業再生などの財務関連アドバイザリー

このうち、就活生に最も人気が高いのはアドバイザリー(コンサルティング)部門とFAS部門です。
各社ともコンサルティング部門を急速に拡大しており、現在ではグローバル売上の40〜50%程度がアドバイザリー部門から生まれています。

日本法人の体制

Big4の日本法人は、いずれも複数の法人で構成されています。
新卒採用の際は、どの法人・どの部門に応募するかを明確に意識する必要があります。

  • Deloitte → デロイト トーマツ グループ(DTC: 戦略・総合コンサル/DTFA: FAS/有限責任監査法人トーマツ: 監査/デロイト トーマツ税理士法人: 税務)
  • PwC → PwC Japan(PwCコンサルティング合同会社: コンサル/PwCアドバイザリー合同会社: FAS/PwC Japan有限責任監査法人: 監査/PwC税理士法人: 税務)
  • EY → EY Japan(EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(EYSC): コンサル/EY FAS: FAS/EY新日本有限責任監査法人: 監査/EY税理士法人: 税務)
  • KPMG → KPMGジャパン(KPMGコンサルティング株式会社: コンサル/株式会社KPMG FAS: FAS/有限責任 あずさ監査法人: 監査/KPMG税理士法人: 税務)

本記事では特にコンサルティング部門に焦点を当てて解説します。

 

Big4各社の特徴・強みの違い

Big4各社のコンサルティング部門は、いずれも幅広いサービスを提供している一方で、得意領域や強みには明確な違いがあります。

デロイト トーマツ コンサルティング(DTC)の特徴・強み

DTCはBig4の中でも特に「総合力」と「戦略的アプローチ」に強みを持つファームです。
世界最大のコンサルティングファームであるDeloitte Consultingの一員として、戦略立案から実行支援、デジタル変革、業務改革、組織人事まで、コンサルティングのあらゆる領域をカバーします。

業界別では、自動車・製造業、消費財、ヘルスケア、金融、官公庁など幅広いセクターに専門チームを構え、特に「戦略からインプリメンテーション(実行)まで一気通貫」を実現できる体制が他社と一線を画します。
近年は「Deloitte Digital」「Deloitte AI Institute」などの先端領域への投資を強化し、デジタル・AI変革プロジェクトの存在感を高めています。

新卒採用人数はBig4の中でも最大級で、毎年数百名規模での採用が行われています。

PwCコンサルティングの特徴・強み

PwCコンサルティングは、デジタル領域とグローバル展開に強みを持つファームです。
特にDX(デジタルトランスフォーメーション)、データアナリティクス、サイバーセキュリティ、テクノロジーコンサルティングといった先端領域での実績が豊富で、近年大手企業のDX案件を多数手掛けています。

PwCグループのグローバルネットワーク(世界150カ国以上)を活かしたクロスボーダー案件にも強く、グローバル展開を進める日本企業や日本進出を検討する外資系企業からの引き合いが多いのも特徴です。

PwCコンサルではビジネスコンサル職とストラテジー職(Strategy&)で選考プロセスが分かれており、後者はMBBに準ずる戦略コンサル機能を担っています。

EYストラテジー・アンド・コンサルティング(EYSC)の特徴・強み

EYSCは、ファイナンス領域とアドバイザリーサービスに伝統的な強みを持つファームです。
EYは元々監査・アドバイザリーで世界的に評価されてきた背景があり、特に金融業界、財務改革、リスクマネジメント、ESG関連のコンサルティングで高い専門性を発揮しています。

戦略コンサル機能はかつての「EYパルテノン」を統合する形で強化されており、現在は「EY-Parthenon」というブランドで戦略案件を展開しています。
MBBに次ぐ戦略コンサル機能として評価されつつあります。

グローバルネットワークを活用したクロスボーダーM&A案件、PMI(Post Merger Integration)案件にも強みを持ちます。

KPMGコンサルティングの特徴・強み

KPMGコンサルティングは、リスク管理、コンプライアンス、ガバナンスといった領域でのプロフェッショナルとして知られています。
KPMGグループ全体が監査・税務領域で培ってきた信頼性とノウハウを活かし、企業のリスクマネジメント、内部統制、グローバル法制対応などをサポートします。

近年は「KPMG Ignition Tokyo」などのデジタル子会社を立ち上げ、データアナリティクスやAI領域への投資も強化しています。
Big4の中では比較的少数精鋭の組織運営を行っており、案件あたりの密度が高い働き方が特徴です。

製造業、金融、官公庁といったセクターに加え、リスクアドバイザリー案件で独自の存在感を発揮しています。

 

Big4コンサルティング部門のサービスライン比較

Big4各社のコンサルティング部門は、いずれも以下のような幅広いサービスラインを持ちますが、各社で重点領域が異なります。

  • 戦略コンサルティング: 全社戦略、事業戦略、新規事業開発など
  • 業務改革コンサルティング: BPR、SCM改革、調達改革など
  • テクノロジーコンサルティング: IT戦略、システム導入、デジタル変革
  • データ・AIコンサルティング: データアナリティクス、AI導入、データ基盤構築
  • 組織人事コンサルティング: 組織設計、報酬制度、タレントマネジメント
  • リスクコンサルティング: 内部統制、コンプライアンス、サイバーセキュリティ
  • FAS(財務アドバイザリー): M&A、デューデリジェンス、企業価値評価
  • サステナビリティコンサルティング: ESG、カーボンニュートラル、サステナブル経営

各社の重点領域を整理すると、次のように特徴が分かれます。

  • DTC: 総合力(全領域)/自動車・製造業・官公庁に強い
  • PwCコンサル: デジタル・テクノロジー/DXとサイバーセキュリティ
  • EYSC: ファイナンス・戦略(EY-Parthenon)/金融セクター
  • KPMGコンサル: リスク・コンプライアンス/監査連動のリスクアドバイザリー

ただし、上記はあくまで「相対的に強い領域」であり、4社ともすべての領域でサービスを提供しています。
志望ファームを選ぶ際は、自分が興味を持つ業界・領域で各社がどのような実績を持つかを個別に調べることが推奨されます。

 

Big4各社の年収・キャリアパス

Big4のコンサルティング部門の年収水準は、新卒入社直後から国内大手企業を上回る水準で、業界全体として安定的に高水準を維持しています。

新卒〜マネージャーの年収目安

Big4コンサルティング部門の新卒年収は、各社とも公表値・口コミベースで以下のような水準が一般的とされています。

  • 新卒1年目(コンサルタント/アナリスト): 約580〜650万円
  • 3〜5年目(シニアコンサルタント): 約800〜1,200万円
  • マネージャー(5〜8年目): 約1,200〜1,800万円
  • シニアマネージャー(8〜10年目): 約1,800〜2,500万円
  • パートナー(10年目以降): 約3,000万〜数千万円超

各社で具体的な数字は若干異なりますが、Big4内での差は大きくありません。
MBBなど戦略コンサルファームと比較すると、各職位での年収はやや低めですが、昇進スピードや安定性、福利厚生の充実度では引けを取りません。

キャリアパスの特徴

Big4各社のキャリアパスには、以下のような共通点があります。

第一に、明確な職位体系と昇進スピードです。
新卒入社からマネージャー昇進までは通常5〜7年程度で、実力主義ベースで評価が進みます。年功序列ではなく、プロジェクト評価とリーダーシップを発揮した実績で昇進が決まります。

第二に、社内ローテーション・部門移動の柔軟性です。
Big4各社は複数のサービスライン(戦略/IT/組織人事/FAS等)を持つため、入社後にキャリアの方向性を変えることが比較的容易です。海外オフィスへの異動・出向制度も整備されており、グローバルキャリアを志す方には魅力的な環境です。

第三に、卒業後(ポストBig4)の出口の広さです。
Big4で培った専門性と業界知見は、事業会社の経営企画・財務部門、PEファンド、スタートアップのCxO、独立系コンサルファームなど幅広いキャリアで評価されます。特にFAS部門の卒業生はPE業界・投資銀行への転職が活発です。

 

Big4各社のワークライフバランス・社風

Big4各社のワークライフバランスと社風には、それぞれ特徴的な違いがあります。

DTC(デロイト トーマツ コンサルティング)の社風・働き方

DTCは「チャレンジ精神と実力主義」を社風の特徴とします。
Big4の中でも特に成長スピードを重視するカルチャーで、若手にも責任ある役割が早期に与えられます。プロジェクトの密度が高く、繁忙期は長時間労働になる傾向もありますが、その分得られる経験値とスキル成長は他社を上回ると評価されています。

近年は働き方改革にも積極的に取り組み、フレックスタイム、リモートワーク、有給取得促進など、柔軟な働き方を支援する制度を拡充しています。

PwCコンサルティングの社風・働き方

PwCコンサルは「多様性とコラボレーション」を重視する社風です。
グローバルネットワークを背景に、外資系の柔軟な働き方文化が浸透しており、リモートワーク・フレックスタイム・育児休業などの制度活用率が高い傾向にあります。

プロジェクトベースの働き方が中心で、案件によっては集中的に働く時期もありますが、案件と案件の間に「ビーチタイム」と呼ばれる比較的余裕のある期間が設けられることもあります。
多様なバックグラウンドの社員が在籍する点も特徴です。

EYSC(EYストラテジー・アンド・コンサルティング)の社風・働き方

EYSCは「クライアントファーストでプロフェッショナルな環境」と評されることが多いファームです。
リモートワークの活用が積極的で、短期集中型のプロジェクト体制も特徴的です。

社員の専門性向上を支援する研修制度が充実しており、グローバルEYネットワークを活かした海外研修・海外プロジェクト参加の機会も豊富です。

KPMGコンサルティングの社風・働き方

KPMGコンサルは「安定した環境での慎重なアプローチ」が特徴のファームです。
Big4の中では比較的落ち着いた業務環境で、業務量も他社より平均的とされ、ワークライフバランスを重視する方に向いています。

リスクマネジメントの専門ファームとしての性格上、慎重で堅実な仕事の進め方が好まれます。
長く腰を据えて専門性を磨きたい方に適した環境と言えるでしょう。

 

Big4の選考フロー・難易度と対策

Big4各社の選考プロセスは、基本構造は似ていますが、各社・各部門ごとに細かな違いがあります。

Big4共通の選考フロー

Big4のコンサルティング部門の一般的な選考フローは以下の通りです。

エントリーシート(ES)提出 → Webテスト(SPI、玉手箱等) → グループディスカッション(GD) → 個別面接(複数回) → ジョブ/ケース面接(一部の部門・選考ルートで実施) → 最終面接 → 内定

各社とも、夏のサマーインターン経由での早期選考ルートが用意されており、夏インターンへの参加が事実上の本選考にあたるケースも多いです。
サマーインターンは7〜8月に開催されることが多く、応募は5〜6月までに行う必要があります。

各社の選考の特徴

DTCはBig4の中でも特にケース面接の比重が高く、戦略コンサル並みの構造化思考力が問われます。
サマーインターンは2DaysのCase Symposiumが代表的で、インターン参加者には早期選考のルートが開かれます。

PwCコンサルは、ビジネスコンサル職とストラテジー職(Strategy&)で選考が分かれています。
Strategy&は戦略コンサル並みの選考難易度で、ケース面接が複数回課されます。ビジネスコンサル職はGDと個別面接が中心です。

EYSCは、GDと個別面接を中心とした選考で、コンサルティング思考の基本(論理性、構造化、コミュニケーション)が問われます。
EY-Parthenon職は戦略コンサル並みの選考プロセスとなります。

KPMGコンサルは、GD・個別面接が中心で、Big4の中では比較的選考期間が短い傾向にあります。
リスクアドバイザリー領域への興味・適性が評価されることが多いです。

Big4選考突破のための対策

Big4を目指す就活生が押さえるべき対策ポイントは以下の通りです。

第一に、ケース面接・フェルミ推定対策です。
特にDTCやストラテジー職を狙う場合は、MBBレベルのケース対策が必要です。書籍に加え、内定者OBによる模擬面接を活用すると効果的です。

第二に、GD(グループディスカッション)対策です。
Big4の選考ではGDが必ず実施されることが多く、論理性に加えて協調性・リーダーシップが評価されます。GD練習会への参加で実戦経験を積むことが推奨されます。

第三に、Why this firmの整理です。
Big4は4社とも幅広い領域をカバーするため、「なぜBig4の中でもこの会社か」を具体的なエピソード・志望理由とともに語れることが選考突破の鍵となります。各社の強み領域、社風、自分の興味との接続を整理しておきましょう。

第四に、サマーインターンへの早期応募です。
Big4各社では、サマーインターン経由の早期選考が活発化しており、夏インターンへの参加がほぼ必須となりつつあります。応募締切は5〜6月のため、ES準備は逆算で4月までに着手することが推奨されます。

Alternative Careersではケース面接対策講座・GD練習会・各社の選考情報記事を提供しています。
本記事と併せて、ぜひご活用ください。

 

Big4志望者によくある質問(FAQ)

Big4志望者からよく寄せられる質問にお答えします。

Q1. Big4とは具体的にどの4社を指しますか?

Big4とは、世界4大会計事務所グループであるDeloitte(デロイト)、PwC(プライスウォーターハウスクーパース)、EY(アーンスト・アンド・ヤング)、KPMG(クレインベルド・ピート・マーウィック・ゴーデラー)の4社を指します。いずれも19世紀の英米で設立された会計事務所を起源とし、20世紀の合併を経て現在の体制が確立されました。

Q2. Big4の年収はどれくらいですか?

Big4コンサルティング部門の新卒年収は、各社とも約580〜650万円が目安です。3〜5年目で800〜1,200万円、マネージャー昇進で1,200〜1,800万円程度まで上昇します。MBBなど戦略コンサルファームと比較するとやや低めですが、安定性と福利厚生の充実度では引けを取りません。

Q3. Big4の中でどこを志望すればよいですか?

各社の強みと自分の興味の接続で選ぶことが推奨されます。総合力と戦略的アプローチを求めるならDTC、デジタル・DXに強みを持ちたいならPwCコンサル、ファイナンス領域・金融セクターに興味があるならEYSC、リスクマネジメント・コンプライアンスに専門性を磨きたいならKPMGコンサルが、それぞれフィットする可能性が高いです。インターン参加でカルチャーを直接体験することが最も推奨されます。

Q4. Big4とMBBの違いは何ですか?

MBBはマッキンゼー・BCG・ベインの3社を指す戦略コンサルティングファームの最高峰で、案件は経営戦略策定が中心、採用人数は少数精鋭です。一方Big4は監査・税務・コンサル・FASを統合的に提供する4大プロフェッショナルサービスファームで、コンサル部門は戦略から実行・IT・FASまで幅広い領域をカバーし、採用人数も多い特徴があります。MBBの詳細は別記事「MBBとは?マッキンゼー・BCG・ベイン3社の特徴・選考の違いを徹底解説」をご参照ください。

Q5. Big4の選考は他のコンサルファームと比べて難易度はどれくらいですか?

Big4のコンサルティング部門は、MBBに次ぐ難関とされています。特にDTCのケース面接、PwCコンサルのStrategy&職、EY-Parthenon職はMBBに準ずる難易度です。一方、Big4の総合コンサル職・ビジネスコンサル職はMBBより門戸が広く、より幅広い学生にチャンスがあります。GD・面接対策をしっかり行えば、十分に内定獲得を目指せる難易度と言えます。

Q6. Big4からの卒業後(ポストBig4)はどんなキャリアがありますか?

Big4で培った専門性は事業会社経営企画・財務部門、PEファンド、スタートアップCxO、独立系コンサルファームなど幅広いキャリアで評価されます。特にFAS部門卒業生はPE・投資銀行への転職が活発で、ストラテジー職卒業生はMBBへの転職や起業に進む方も多くいます。

 

まとめ:自分に合うBig4ファームの選び方

Big4各社は、いずれも世界4大プロフェッショナルサービスファームとして高い専門性と信頼性を備えていますが、社風・強み領域・キャリアパスには明確な違いがあります。

「総合力と戦略的アプローチで幅広い経験を積みたい」方はDTC、「デジタル・テクノロジー領域で勝負したい」方はPwCコンサル、「ファイナンス領域・グローバル金融案件に関わりたい」方はEYSC、「リスク・コンプライアンス領域で専門性を磨きたい」方はKPMGコンサルが、それぞれフィットする可能性が高いです。

ただし、各社の本当のカルチャーや働き方は記事だけでは掴みきれません。
最も推奨される方法は、4社のサマーインターンに複数応募し、実際の社員・プロジェクトに触れることです。インターン経由で早期選考に進めるルートも各社で用意されているため、夏インターンの応募は最優先事項と捉えるべきです。

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