本記事は、就職活動を経験した先輩方の体験記　です。 「体験記」を前提とした、 他人のスケジュールや対策・思考・スタンス・行動等ではありますが、 参考になれば幸いです。 
<h2 id="0-就職活動の進め方" class="article-heading-second">就職活動の進め方</h2>
2023.1~3 卒論落ち着いて就活開始。選コミュなるものを知るも外銀コースは狭き門だと知る。とりあえず門戸が広いコンサルコースで受けて中で人脈をつくろうとケース対策に励む。
ケース対策はとにかく壁打ち相手の質にこだわっていた。卒業旅行や取り組んでいるスポーツの大会等がありほとんど時間がなかったので、学部卒でMBB行く友達に卒業旅行の移動中に見てもらい、さらに内定者を紹介してもらうなどしていた。
2023.4~5 選コミュに複数合格。マーケッツのES対策を始める。マーケッツが1学年全社で15人程度しか採用枠がなく、限りなく運ゲーに近かったのでリスクヘッジとしてコンサルや総合商社もちゃんと受けようと決意した。講座等に出たり、ジョブ練習をしたり、メンターと壁打ちをしたり、自分の頭の悪さに向き合って改善しようと日記を書いてた、しんどい期間だった。
2023.6 6月第一週のStrategy&amp;の春ジョブでひとりの班員と大喧嘩。初めてのインターンは心理的安全性ゼロで戦い続けた挙句、負けて吐きそうなくらい辛かった。なぜかジョブは喧嘩した相手と自分の二人だけ通過したが、最終選考で不合格となり、よくわからないお気持ちにさせられる。わりとトラウマになった。
外銀のESは前々から対策していたのでゆとりをもって出せた。このころ、先輩の紹介を通じて外銀GMの社員3名くらいにOBOG訪問をして業務の解像度を高めるのとモチベを上げた。面接対策は、メンターと週一程度で様々な角度から深ぼってもらっていた。
2024.7 BBの面接受けたがどちらもインターン前最終で落ちてやや萎えるも、S&amp;でのダメージのおかげで全く辛くなかった。外銀マーケのインターンの面接シーズンで多く面接を受けた。
2024.8 外銀マーケ、日系マーケのインターンたくさん行く。インターンで金融知識を求められるお題に対応するために、このころは毎日モーニングサテライトというニュース番組をチェックしたり、外国為替取引を始めてみたりするなど金融市場に触れていた。
2024.9 アクセン戦のジョブ通過するも最終で落ちる、ようやく順番がきたマッキンゼーも最終面接をなぜか2回やり、落とされる。ここでコンサル就活撤退。戦コン最終3社落ちで本格的に向いてないと悟る。
夏参加したマーケは全社で優遇/フォロー面談をゲットしウキウキ。
2024.10~11 外銀の本選考ES・録画の時期。夏のままほとんど出すことになるので、特段新しいことはしていない。夏経由でそのまま進んだ外銀のスーパーデーで落ちて、持ち駒が減っていく感じに恐怖した。
商社の冬インターンの〆切が近づき、ES・面接対策をやり始める。先人に聞くのが早いだろうと、先輩やTwitterの内定者のもとを訪れ、エッセンスをつかみに行く。外銀マーケと属性が似てるとは言われるが、全く違うES・面接への向き合い方に驚いた。その後、夏出会った友達やTwitterを通じて模擬面接をたくさんしてブラッシュアップしていく。外銀以上に人物面接やESの作り込みに時間を費やすことになった。
2024.12 夏参加した日系マーケッツで優遇経由、トレーダーとして内定、一旦ハッピー。外銀の本選考面接がぼちぼち始まり最終局面感にワクワク。1社受けるだけである程度残れば10人以上面接することになるので、特段面接対策はせず、受けた面接のログを残して反省、を繰り返して再現性を高めようとはしていた。
2024.1~2 商社の冬インターンや、面接に参加するも対策したおかげもあって全勝。うち三大商社の一社に早期内定。外銀決まらなかったらトレーダーに行く気まんまんだったけど迷い始める。
外銀も終盤。スーパーデー/最終を3社ほど受け、内定をいただいた1社に行くことに決める

<h2 id="1-志望業界について" class="article-heading-second">志望業界について</h2>
<ins>業界を定めた時期</ins>
大学3年ごろ学部卒の友達の就職活動をみて意識。マッキンゼーとか三菱商事とかがスゲエ企業なんだなあ、とか知り始める

<ins>変動</ins>
2023.1~6 外銀マーケ&gt;コンサル&gt;日系マーケ
2023.7~9 外銀マーケ&gt;日系マーケ&gt;コンサル
2023.10~ 外銀マーケ&gt;日系マーケ≧総合商社

<ins>理由</ins>
①（本音ベース）給料だけでなく「時給」も高いこと。 アウトドア趣味にお金も時間も費やしたいので、時間がなければ意味がない。給与以上に重要視。
②自分が評価されること。 学術オリンピックのバックグラウンドがあり、数理的処理能力に自信があった。それがピュアに評価される仕事がいいなと思い、外資・日系のマーケッツや総合商社のコモディティトレーディングあたりやりたいなと。この業界は「時給」の観点も満たす。理系技術職は研究活動でアレルギー出たのでやめた。
③憧れ 外銀マーケッツを舞台にした映画作品などを見た際のかっこよさ、ウォールストリートのトレーディングデスクへの憧れ

<h2 id="2-入社先を選んだ理由" class="article-heading-second">入社先を選んだ理由</h2>
第一志望だったから（迷っていない）

<h2 id="3-もう1度就職活動をするとしたら取り組むこと" class="article-heading-second">もう1度就職活動をするとしたら取り組むこと</h2>
就活開始直後くらいから、英会話スクールに真面目に通います。英語が苦手なのに英語面接対策から逃げて、スクリプトたくさん覚えるくらいしかしなかったのが後悔です。

<h2 id="4-Alternative Internships について" class="article-heading-second">Alternative Internships について</h2>
<ins>良かった点</ins>
・いろいろなメンターが関与してくれて、ジョブ練したい等様々な要望を叶えてくれた
・社会人作成のため、講座の質が高く、種類が多い
・オフラインでの講座が、人間関係を促進できた

<h2 id="5-後輩へのアドバイス" class="article-heading-second">後輩へのアドバイス</h2>
1年振り返ってみたら自分も思った以上に萎えてて笑いました。どんなしんどい時も正しい努力をし続けるのが大事なんで頑張ってください。マラソンです。
どの業界を見るにしても戦略コンサル就活は真剣にやっていいと思います。おかげで戦コンも含めてジョブ・インターンの名のつくものは全勝できました。よく、戦コンから他のインターンに行くと時が止まってみえるといいますが、文字通りそうだと思います。

<h2 id="6-影響を受けた本・選考で役に立った本" class="article-heading-second">影響を受けた本・選考で役に立った本</h2>
『訣別 ゴールドマン・サックス』
2000~2010ごろのゴールドマンサックスNYにいた人のお話。第一章にその人が学生時代、インターンに参加して内定をもぎ取るまでの詳細な感情やインターンでの立ち振る舞いが書かれている。時代も国も違うがこの業界の異様な空気感が分かる。初めて外銀マーケのインターンに参加する人にお勧めしたい。

就職活動の進め方,志望業界について,入社先を選んだ理由,もう1度就職活動をするとしたら取り組むこと,Alternative Internships について,後輩へのアドバイス,影響を受けた本・選考で役に立った本

 25卒 米系投資銀行マーケッツ入社予定の就活体験記です。就職活動の進め方や対策方法について掲載しています。

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