【ローランド・ベルガー 新卒採用 22卒 秋 選考情報】
更新日:
企業名 : ローランド・ベルガー
受験時期 : 2020年秋(7-10月)
受験コース : 通常応募(優遇等無し)
選考情報
選考 : オータム・ジョブ選考
選考フロー : ES(7/13〆)、webテスト(7/20〆)、1次面接(8/23)、2次面接(8/29)、インターン(9/16-18)、最終面接(10/9)、内定(10/12)
なお、インターンは9/16-18,23-25の2タームあり、どちらかを選ぶ。
内定者数 : 不明
エントリーシート
質問項目
①ファーストキャリアとしてあなたが経営コンサルタントを目指す理由と数あるコンサルティング・ファームの中でもローランド・ベルガーに興味を持った理由を教えてください(400)
②あなたが大学・大学院在籍中に最も力を注いだことと、またそれによって得られたことを教えてください(400)
③日本が今後20年サステイナブルに成長する上で、解決すべき課題(1つでも複数でも可)と取るべき施策の方向性について、あなたの考えを述べてください(600)
※形式自由
※リサーチ能力を判定するものではありませんので、情報の正確性は問いません
評価ポイント
①コンサルティングファームの中でも特にローランド・ベルガーを志望する理由を、企業の特長を考慮して明確に書くことが最重要であり、最も評価されていたと思う。(例えば、欧州系である故の文化や、自動車系・アパレル系の案件が多いこと等)
②ここはいわゆる普通のガクチカで構わない。
③サステイナブルな成長とは何か明確に定義した上で、課題の仮説を立て、具体例を交えつつその解決策を提示する。文字数に余裕があるため、かなり粒度を細かくして具体例を書き分かりやすくすることが重要だと思った。
結果連絡の時期 : ES締め切りから1日後
筆記試験
種類 : おそらくTG-WEBでした、不明確ですみません
内容 : 一般的な言語・非言語のタイプ
対策方法/対策期間 : 特に対策はしていませんでした
結果連絡の時期 : 受験期間終了から8日後
面接1
何次選考 : 1次選考(8/23)
形式 : 1:1
面接官の人数 : 1人
面接官 : コンサルタント、明るい方
時間 : 45分
評価ポイント : 人物面接:ESと同様、なぜベルガーなのかが重要だと感じた。特に、「ベルガーに入ってこういうことをしたい」という考えを話したことが高く評価されたと思う。
ケース面接:一般的な評価点だと思う。思考時間の中で数値に納得感を持たせてフェルミ推定することと、課題仮説を明確にしてそこに刺さる解決策を具体的に出すこと。
質問内容
人物面接(10分) ・自己紹介 ・なぜコンサルを志望するのか ・なぜベルガーを志望するのか
ケース面接(思考10分、議論10分) ある結婚式場の年間売上推定と向上策を考えよ
逆質問(15分) 何か質問はありますか
面接官の雰囲気 : 明るい雰囲気だった。人物面接の時はこちらの意見を聞いた上で、プラスになるような会社の情報を教えてくださった。ケース面接でも、回答を肯定して議論を進めてくださった。
結果連絡の時期 : 面接から1日後
面接2
何次選考 : 2次選考(8/29)
形式 : 1:1
面接官の人数 : 1人
面接官 : コンサルタント、穏やかな方
時間 : 1時間
評価ポイント
人物面接 1次面接と同じ質問だったため、評価点も同じだと思う。
ケース面接 一般的な評価点だと思う。思考時間の中で数値に納得感を持たせてフェルミ推定することと、課題仮説を明確にしてそこに刺さる解決策を具体的に出すこと。
質問内容
人物面接(15分) ・自己紹介 ・なぜコンサルを志望するのか ・なぜベルガーを志望するのか
ケース面接(思考10分、議論20分) Zoffのような(アパレル業界でいうユニクロのようなファストファッションブランドと考えてください)眼鏡ブランドの売上向上策を考えよ、フェルミは無し
逆質問(15分) 何か質問はありますか
雰囲気 : 穏やかで、あまり詰められる感じではなかった。人物面接の時にもよく頷いてくださり、こちらの考えを理解しようとしてくださっていた。
結果連絡の時期 : 面接から2日後
インターン・ジョブ
期間 : 3日間。9/16-18,23-25の2タームあり、どちらに参加するか選ぶ。
参加者数特性 : 私が参加した前半タームでは参加者が5人。他の参加者と交流がなかったため特性はわからない。
課題・テーマ : 4℃ホールディングスの成長戦略を考えよ
4℃ホールディングスは近年業績不調に苦しんでいる
主力であるジュエリー事業において、ブライダルやクリスマスでの苦戦により、減収減益
そこで、ジュエリー市場における売上向上施策を提案する
なお、ジュエリー事業にフォーカス・マーケットは国内にフォーカスし、コロナを考慮に入れる必要はない
①市場・競争環境を理解した上で以下3つを示せ
・狙うべきターゲット
・提供すべき価値
・その実現手段
②4℃の持つ有形無形のアセット活用を考えよ
③結果として5年後に売上がどれくらい期待できるかを数値に出せ
課題の進め方 : 例年と異なり今年は個人ワークであり、全て一人で進めていく形式。
1日目の午前に会社説明があったのち、昼からワークが始まり、3日目の15時からプレゼン。その後は懇親会があった。
社員のかかわり方 : 1日目に2回、2日目にも2回社員の方と30分ほどディスカッションする機会があるため、そこで悩んでいる内容を相談できる。
担当してくださる社員の方が変わったりするが、内容をあちらで共有してくださっており、円滑に議論できる。
また、どの時間でもメールを送れば社員の方が質問に答えてくださる。
評価官の人数 : 10名程
評価者 : 最終プレゼンのみ参加のパートナー5名、ディスカッションで関わったコンサルタント5名
社員の印象 : 社員同士の仲がとても良い。同僚と喋るのが好きな人には楽しい環境だろうなと思った。社員の方は多種多様な性格だったが、全員もれなくとても優しい。
待遇 : 特に無し
評価ポイント : 個人ワークだったため、仮説構築からリサーチ、解決策の提示、定量化や現実性の評価などを全て一人でこなせるというところをアピールすると評価される。全て論理的に整合性を持たせて納得感を持たせることが重要。
また、社員の方を頼る力や素直さも評価されるため、ディスカッションの時間を有効に使うことや、フィードバックの内容を必ず取り入れてワーク内容をブラッシュアップすることも重要。
IS後の合格者数/非合格者数の差 : 不明
インターン後のフロー
インターン後の流れ : ジョブ終了から5日後、メールにて最終面接(オファー出し面談)に案内される
形式 : 採用担当のパートナーと1:1で面談
時期 : ジョブから3週間後
内容 : 後述します
オファー出し面談
形式 : 1:1
面接官の人数 : 1人
面接官 : 採用担当パートナー、明るいがやや厳格な一面もある
時間 : 30分
評価ポイント : 基本的にオファーを出す前提の面接であるため、最低限カルチャーフィットするかどうかだけが見られていると思われる。
質問内容 : ・自己紹介 ・出身地や高校/大学/サークル等の話 ・ジョブはどうでしたか ・何か質問はありますか
後輩へのアドバイス
一貫して重視されていたように感じるのが、「なぜベルガーに行きたいのか」であった。私の場合は、興味のある業界の案件をベルガーは多く扱っているため魅力を感じると言っていた。ここを固めていないと、ケースがある程度できていても1,2次面接で落とされる可能性が十分にあると思う。軽視せず、面接前に練っておくことを勧めます。