【PwCコンサルティング 新卒採用 23卒 夏 選考情報】
更新日:
企業名 : PwCコンサルティング
受験時期 : 2021年5~8月
受験コース : Strategy&のジョブ後から分岐
選考情報
選考 : Strategy&ジョブ→Strategyコンサル職(X-VT/TS/TCS)本選考へと分岐した
選考フロー : S&ジョブ:ES→Webテスト→ケース面接&筆記テスト→ケース面接→ジョブ
Strategyコンサル職本選考:部門説明会→人事面接→パートナー面接→オファー面談
内定者数 : Strategyコンサル職(X-VT/TS/TCS)で30人前後
エントリーシート
質問項目 : あなたが戦略コンサルタントのインターンシップに興味を持った理由は何ですか
評価ポイント : 戦略コンサルにおいてESはほとんど通過とは関係ないと言われていたが、一読して内容が分かるような文章を書くことを心掛けた。
結果連絡の時期 : 1週間以内
筆記試験
種類 : tg-web
内容 : 非言語+言語
対策方法/対策期間 : 3月頃から判断推理の問題集を解いて慣れていた
結果連絡の時期 : 1週間以内
面接3
何次選考 : 2021年5月、1次選考
形式 : ケース面接(1:1)+筆記テスト
面接官の人数 : 1人
面接官 : マネージャーの方
時間 : 50分筆記テスト+10分ケース面接
評価ポイント : 合計時間は60分で、10分間でケース面接を行いつつ、それ以外の50分間で筆記テストを解いた。筆記テストの内容はtgwebの計数の問題を難しくしたようなものが出た。周囲の反応を見る限り、評価の中心はあくまでケース面接で、筆記テストはその補助として使われると推察される。
ケース面接はノータイムのディスカッション型ケースで面接官の問いに答えていく形だった。短い時間の中でテンポよくやり取りすることを心掛けた。おそらく評価ポイントも、思考の瞬発力やコミュニケーションのスタンス(時間を意識する、回答を簡潔にまとめるなど)を重視しているのではないか。
質問内容 : お菓子メーカーの売上向上施策
面接官の雰囲気 : 鋭い
結果連絡の時期 : 1週間以内
面接4
何次選考 : 2021年5月、2次選考
形式 : 1:1
面接官の人数 : 1人
面接官 : マネージャー
時間 : 30分
評価ポイント : 志望動機に関して、ほとんど深掘りされなかったため、最低限の筋が通っていれば評価を左右することはないのかもしれない。ケースの流れは、思考時間を取ってから市場規模のフェルミ推定を行い、その後思考なしで市場規模向上施策を考えるという流れだった。1次選考との比較で行けば、馴染みのない商材に対するアナロジーのセンスであったり、数値感や規模感へのビジネスセンスのようなものも評価の対象になっているのかもしれない。
質問内容
・戦略コンサルタントの志望動機
・農業機械の市場規模と市場規模向上施策
雰囲気 : 鋭い
結果連絡の時期 : 1週間以内
インターン・ジョブ
期間 : 2021年6月、3日間
参加者数特性 : 20~30人、東京一工早慶、理系院生が多め
課題・テーマ : 自動車メーカーの新規事業立案
課題の進め方 : 概ね「課題特定→戦略の方向性策定→具体施策の立案→提案資料の作成」の順で、論点設計と仮説構築&検証を繰り返しつつ進めた。適宜、メンターへの壁打ち時間が設けられた。
社員のかかわり方 : メンター社員がチームに2名つくが、基本的に壁打ちの時間とワーク後のFBの時間でしかやり取りしない。その他、講義セッションやランチセッション、懇親会で複数名の社員と関わることができる。
評価官の人数 : おそらく2人
評価者 : シニアアソシエイト、シニアマネージャー
社員の印象 : 人として成熟しており、鋭い
待遇 : 給料などはない。懇親会用の飲食セットが送られてくる。
評価ポイント : 基本的には壁打ちの時間しか社員と議論する時間は無いが、壁打ち外の時間でもカメラマイクオフで社員が参加していた。そのため、壁打ちの時間も壁打ち外の時間も含めて、論理的思考力、コミュニケーション能力、ワークへのスタンス、などが総合的に評価されているのではないか。
IS後の合格者数/非合格者数の差 : 1グループ(4,5人)から1,2人が合格する
以下Strategyコンサル職本選考
面接1
何次選考 : 2021年7月、人事面接
形式 : 1:1
面接官の人数 : 1人
面接官 : 人事の方
時間 : 30分程度
評価ポイント : 契約する上での契約上のチェックと3チームの志望順位とその理由に関して聞かれたのみで、いわゆる人物面接はなかった。あくまで形式上のものであり、最低限のマナーとコミュニケーションができれば良いと思われる。
質問内容
・Strategyコンサル職内の志望順位とその理由
・リファレンスチェックへの同意
面接官の雰囲気 : 温和な印象を受けた
結果連絡の時期 : 1ヶ月以内
面接2
何次選考 : 2021年7月、パートナー面接
形式 : 1:1でチーム毎に1回ずつ計3回行った
面接官の人数 : 1人
面接官 : パートナー、チーム毎に色はあるが総じて温和かつ鋭い
時間 : 各回45分
評価ポイント : どの部門のパートナーとの面接においても、いわゆる人物面接はほとんどなく、逆質問が多くの時間を占めた。あるパートナーからは「入社先として検討するための疑問を解消する時間にしてほしい」と言われたため、内定を出すこと自体はほとんど決まっていたように感じる。ただし、配属チームも確定で内定を出されたため、チームへの適性や相性に関しては、逆質問の内容やパートナーからあったいくつかの質問の中で測られていたのではないか。その場合、自身が志望するチームとその主たる職能(M&A、DX、ITなど)への理解を深めて準備して臨むことが重要だと思われる。
質問内容
・Strategy&のジョブの感想
▶「実りが多い機会だった」のように答えた。以降にインターン自体の設計に関する企業側の工夫点として感じたところやワークの中での自身の反省などを続けた。
・学生時代に力を入れたこととその深掘り
▶部活動での副主将の経験を話した。周囲の巻き込み力と工夫点に関する質問が多かったように感じる。
・コンサルおよびPwCの志望理由
▶自身が大切にしている価値観をより高度で達成できるため、と述べた。特にPwCに関しては、「Work together」を体現できており、目に見える形で体現しようと変化し続けていることを実例を持って強調した。ビジネスコンサルタント職でパスポートを取得していることと、元々Strategyコンサル職の前身となるチームを志望していたことも伝えた。
・大切にしている価値観の理由
▶過去の挫折経験、またコアとなる価値観の達成のために他の価値観が必須であるということを述べた。
・将来のキャリアプラン
▶一つのゴールとして、コンサルティングファームのパートナーを掲げ、10年後、5年後、3年後に積みたい経験や必要な努力について順に回答した。ただし、価値観を達成するための今現在で考えるゴールの一つであって、途中で変わりうるということは伝えた。
・M&Aへの興味の有無
▶ある。学部と院の授業経験、修士論文の計画を元に話した。
・ITへの興味の有無
▶ある。学部の卒業論文のためにプログラミングを使った経験をもと話した。
・逆質問
▶①部門及びチームに対する理解を深める質問(部門再編の理由、プロジェクト比率と今後の方針、人材の特徴)、②パートナーの方への理解を深める質問(キャリア、価値観、パートナーに至れた理由)、③自身のキャリアプランを洗練させるための質問(育成への態度、プロパーのキャリア、自身のキャリアプランの妥当性)、で概ね質問を行った。
雰囲気 : チームごとに色はあるが総じて温和かつ鋭い印象だった
結果連絡の時期 : 1ヶ月以内
オファー出し面談
形式 : 1:1
面接官の人数 : 1人
面接官 : 配属チームのパートナー
時間 : 30分
評価ポイント : 特になし
質問内容 : 雇用契約の内容に関して説明された後にこちらからの質問があればする
後輩へのアドバイス
2021年のPwC内の部門再編によって出来た職種であり、Strategyコンサル職になる前の各チームは他職種の戦略寄りのチームという位置付けだった印象がある。23卒の内定者に関してはほとんどがStrategy&のジョブ後に分岐したルートからの採用されている。24卒では既にStrategy&の2次面接後やジョブ後の分岐ルートから内定を出している様子で、今後Strategyコンサル職(X-VT/TS/TCS)単体での選考フローがあるかは不明である。