【野村総合研究所 経営コンサルティング部門 新卒採用 22卒 夏 選考情報】
更新日:
企業名 : 野村総合研究所
受験時期 : 2020年 夏(6月~)
受験コース : 経営コンサルティング部門
選考情報
選考 : 経営コンサルティング部門 サマーインターンシップ
選考フロー : ES→筆記試験(SPI)→1次面接(グループ面接)→2次面接(グループ面接、GD)→インターン→3次面接(部長)→4次面接(役員)→面談(人事)→内定
内定者数 : 不明。10~20名ほどかもしれない。
エントリーシート
質問項目 : あなたが大学入学後、「乗り越えた困難」、「挑戦し成し遂げたこと」、「最も力を入れた研究・ゼミ」からいずれかのテーマを選び、具体的に教えてください。特に、そのテーマにおける難しかった点、及び自分なりに創意工夫した点を重点的に教えてください。(400文字以内)
評価ポイント : コンサルティングファームということもあり、論理的に書くよう心がけた。
課題解決の経験が問われるとより評価されるように感じたので、目的設定→現状分析→課題特定→施策立案 の流れを心がけた
筆記試験
種類 : webテスト
内容 : SPI(言語+係数+性格)
対策方法/対策期間 : SPIの青本を二周ほどやった。期間にして2週間ほど
面接1
何次選考 : 1次面接
形式 : 面接官1:学生4人ほど
面接官の人数 : 1人
面接官 : 覚えていないが、若めの社員。ITソリューションの方だったように思われる。非常にフランクな方。
時間 : 40分
評価ポイント : 他の学生の話を構造的に理解した上で、漏れのあるポイントを、優しく指摘した。1分と発表が短いので、具体例を引き出すようにした。また、回答をもらったあとは、一言でまとめ、理解度の高さを促した。時間的にタイトであり、面接官から特にfb等を受けることはなかった。
質問内容 : 学生時代に力を入れたことを1分程度で話してください。また、他の方は、発表者の良さを引き出すような質問を一つしてください。
面接官の雰囲気 : 非常に穏やか(特に詰めてくる様子もなかったため。)
結果連絡の時期 : 翌日
面接2
何次選考 : 2次選考
形式 : 2:多数
面接官の人数 : 2人
面接官 : 5年目くらいの方。非常に和やか
時間 : 2時間(1時間グループ面接、1時間GD,GDについては後で記述)
評価ポイント : かなり時間が限られているので、簡潔に質問やまとめをすることを心がけた。また、回答をもらったあとは、一言でまとめ、理解度の高さを促した。時間的にタイトだったため特にfbはなかった。
質問内容 : 1.(発表者に対して)学生時代に力を入れたことを1分で話してください。 2.(他の二人に対して)発表者の魅力が引き出されるような質問をしてください。 3.(発表者と2を答えていない1人に対して)発表者のエピソードに関連した質問(あなたがその立場ならどうしますか?) 上記の質問を全員が発表するように回す。
雰囲気 : 穏やか(特に詰める様子もなく聞いていたため)
結果連絡の時期 : 10日後
面接3
何次選考 : GD
形式 : 4人
面接官の人数 : 1人(基本しゃべらない)
面接官 : 人事の方
時間 : 55分(50分+個人ワーク5分)
評価ポイント : 非常に抽象的な内容だったので、具体例を挟みながら話を進めた。また、協調性を重視し、否定も柔らかく、全員の同意を以て進められるようにした。詳しくは言えないが抽象度の高い問いだったため、取り組みにくくも論点設計を一生懸命に行う姿勢が面接官には評価された。
雰囲気 : 不明
結果連絡の時期 : 10日後
インターン・ジョブ
期間 : 8月 、5日間
参加者数特性 : 5*4人/東京一工、早慶/40%ほど/皆穏やか
課題・テーマ : 個人が特定できる内容のため明記しません。
課題の進め方 : 毎日社員さんがFBに来るので、それをベンチマークに進めていく。タイムスケジュールは、初めにオリエンテーションし、1日目午後から5日目午前までワークし、その後プレゼン、と言う流れになる。毎日昼の時間に座談会があり、さまざまな社員さんとお話ができる。また、1日1時間ほど担当部署の社員が顔を出し、その時の進捗を踏まえてメンバーとディスカッションする。3日目に人事と1:1の面談があり、面接で見られた自分の長所、短所を話され、5日目のあとは担当部署の社員からfbを受ける。人事は陰ながら見ており、その場で取り繕うことはできない雰囲気であった。
社員のかかわり方 : かなり積極的に関わる。座談会も多いし、議論にも積極的に関わってくる。
評価官の人数 : 人事3人が基本的に評価をしているように感じた。
評価者 : 人材開発部の3人
社員の印象 : 非常に穏やか。担当部署の社員も、そうでない社員も積極的に顔を出し、ディスカッションに参加してくれる。ただ、就活生のアウトプットに対してはかなり辛口な印象を受けた。
待遇 : 昼食に弁当が出る。作業中もお菓子や飲み物の差し入れがくる。また、1日あたり1万円の手当が出る。
評価ポイント : かなりEQの高い人間が選出されているように感じた。論理的思考力の高さとEQの高さを持ち合わせた人間が通る。かなり変化球で何から決めていいかわからないお題がきやすいので、積極的な論点設計や、仮説思考を持ったその解の設定を通して、班員と具体的かつ効率的な議論が可能だと、論理的思考力の高さを評価されるかもしれない。EQの高さで言えば、全員が表面だけでなく気持ち的にも協力してくれるよう、心理的に味方に立つよう心がけた。反対に、多少和を乱してワークを進めようとしていた就活生は、論理的思考力の高さを評価されつつ落ちた。
IS後の合格者数/非合格者数の差 : 合格率は体感40%ほど。積極的に議論に参加していないと落選するし、チームの和を見出して効率性を重視しても落ちる。頭の良さとEQの高さを持ち、全員で効率的にワークを進めた人間が受かっているように感じた。
インターン後のフロー
インターン後の流れ : 合格対象者に、人事の方が面談を設けてくれる。
形式 : 人事の方との面談→OB紹介、OB訪問→部長面接→役員面接
時期 : 人事の方との面談(9月)→OB紹介、OB訪問(10月初)→部長面接(10月末)→役員面接(11月末)
内容 : 人事の方との面談(インターンの感想、今後の選考に進むかの意思確認)→OB紹介、OB訪問(業務内容について知る)→部長面接(志望理由や学生時代に力を入れたことなど)→役員面接(志望理由や学生時代力を入れたことなど)
オファー出し面談
形式 : 1:4(役員3+人材開発部部長1)
面接官の人数 : 4
面接官 : 役員。皆穏やかだが、質問の回答が悪いと表情は曇る。具体的なやりたいことについての知識を問われた際、意味のとり違いをした時は少し反応が悪くなった。
時間 : 20分
評価ポイント : 突飛な質問に対しても、穏やかさと、論理を以た回答をし続けられたことだと思う。また、それらの回答も、面接官に押し出している"自分像"と合致するよう心がけた。
質問内容 : 志望理由は? なぜNRIか? NRIでなにをやりたいのか? やりたいことに関して、具体的な施策はあるか?(なぜその施策なのか?他の方針は考えられないか?なぜその業界なのか?などの深掘りを含む) 海外で働くならどこが良いか、2つあげよ。 自分の望むところに配属されない場合どうするか? なぜ現在の大学を選んだのか?
後輩へのアドバイス
1 いわゆるケース面接などに使えるような小手先の知識は用いることができず、様々な方法で頭の回転の速さと、論理的思考力の強さを見極めてきます。戸惑うような内容にも、頭を働かせて、粘り強く取り組みましょう。
2 スキルはもちろん見られますが、他のファームに比べマインドセットを見られる比重が高いように感じます。周りの人とは常に協力的に、温和に、でも頭が切れるように見えるよう動きましょう。
3 部長面接や、役員面接では、志望度の高さを様々な質問で測ってきます。なぜコンサルか、なぜNRIか、それらを論理的に話せるよう念入りに準備していきましょう。私は、それらの志望理由を、抽象的にも具体的なプロジェクトに落とし込めるようにもして準備し、それらが会社にもたらす価値も合わせて示せるようにしました。(スクリプト作成だけで10時間ほどかけた) OB訪問などはインターン突破段階で設けてくれるので、細かな会社理解が必要な場合は自主的にする必要はあまりないかもしれない。ただ、コンサルティングファームの中でも上述の通り選考方法が独特なので、個人的に取り付けられる範囲なら選考の突破を目的に相談してみるのも効果的だろう。