【日本M&Aセンター 新卒採用 22卒 選考情報】
更新日:
企業名 : 日本M&Aセンター
受験時期 : 9月〜12月
選考情報
選考 : 本選考
選考フロー : ES→集団面接①→集団面接②→Webテスト→個人面接
内定者数 : おそらく50〜60程度
エントリーシート
質問項目
①高校卒業までの人生において、困難な状況からブレークスルーした経験を教えてください(400字)
バスケットボール部の経験だ。未経験ながら、県大会常連校でユニフォームメンバーを勝ち取った。バスケットボールは小学校、遅くとも中学校から始めるのが通例である。そのため、入部した当初は周りとのレベル差に圧倒された。私は一度やると決めたことはやり切る男だ。部員総数40名から、試合に出場する、15名のユニフォームメンバーとして選出されることを目標にした。まず、スキルの差を練習量で埋めた。日々の練習から帰宅すると、必ず近所のコートに向かった。基本的なシュート、ドリブルなどを毎日練習した。誰よりもバスケットボールに触れ、スキルの差を埋めた。次に、部員との積極的なコミュニケーションだ。強豪校であったため、お手本となる選手はたくさんいた。彼らのプレーを見て学び、吸収する。恥ずかしからず教えを乞い、彼らの思考や、自分のプレーの欠点を認識する。その結果、加速度的に成長を実現でき、15名のメンバーに選出された。
②大学時代・大学院時代に、困難な状況からブレークスルーした経験を教えてください(400字)
ラクロス部の経験だ。全治3ヶ月の怪我を乗り越え、東海地区の代表選手に選出された。大学1年次の冬に、公式戦の決勝の最中に、足首を骨折した。チームは敗退し、昇進も破談となった。2つの困難があった。まず、モチベーションの維持だ。これは先輩の助けによって克服した。リハビリ班に配属され、自分より重い怪我を患う先輩と二人で行動した。自分のためにメニューを組んでくれ、鼓舞しようとしてくださる姿を見て、自然とリハビリに精を出していた。次に、スキル面のリカバリーだ。普通にリハビリするだけでは、他のメンバーに引き離される。「今自分ができること」を必死にやり切ることを意識した。足を使ったトレーニングは行えない。上半身のトレーニングや、基本的なスキルの見直し、普段じっくり見ることのできない、上級生のプレーの観察を重点的に行った。その結果、復帰してからもスムーズに活躍でき、2年次には、代表選手にも選出された。
③『 仕事と私 』日本M&Aセンターの志望理由を自身の就活の軸(仕事観、人生設計、信念、どのようなビジネスマンになりたいか)と絡めて教えてください(400字)
私は、一人の人間として、顧客に価値を提供できる人材になりたい。私はタバコの営業を2年間、居酒屋の接客業務を4年間従事してきた。日々の業務の中で、自分が行ったサービス対して、お客様が喜んでくれる瞬間がある。お客様のために考え、行動した結果が実ることに、大きなやりがいを感じている。そのため、私は社会人になっても、ひとりの人間として社会に求められる人材になりたいと思う。M&Aアドバイザリーは、顧客との信頼関係構築が欠かせない。私はお客様をよく観察する。その人がどんな人なのか、何を求めているのか、瞬時に判断する。最適なサービスを提供し、信頼を勝ち取る。仕事を通して顧客の課題を解決し、自分にしかできない価値を提供していきたい。また、M&A市場は成長市場だ。そのような環境に身を投じ、自分の成長速度を最大限高める。その先の顧客への価値提供に繋げ、日本の持続的な成長に寄与したいと強く思う。
評価ポイント
①困難な状況に陥った時、どのようにそれを脱するのか。また、再現性はあるか。
②自らの強みをESのなかで一貫性を持ち、言及できているか。設問3つで訴求している強さを一致させる。
③就活の軸とM&Aセンターが求めている人材が一致しているか。情熱さと頭のキレ(ロジカルさ)を兼ね備えているか。
結果連絡の時期 : 1週間以内
筆記試験
種類 : ef-1g
内容 : 言語や非言語に加え、頭脳テストのような特徴的な問題もある
対策方法/対策期間 : 他の導入している企業で練習する。3〜4社受けました。
結果連絡の時期 : 3日以内
面接1
何次選考 : 9月中旬、1次選考
形式 : グループ面接:1:4
面接官の人数 : 1名
面接官 : 若手の方。男性。新卒入社
時間 : 1時間
評価ポイント : ハキハキ喋られるか。コンピテンシーと一致しているか。ネガティブチェックながらも、適性がないと落ちる。
体感ですが、4人中2人通過のイメージです。
質問内容
2分程度で自己紹介
学生時代に一番ブレイクスルーした経験
日本M&Aセンターの志望理由と就活の軸、それを実現できる業界と受けている業界
逆質問
面接官の雰囲気 : かなり厳か。こちらの回答に対してレスポンスがない。淡々と進む。
結果連絡の時期 : 当日
面接2
何次選考 : 10月中旬、2次選考
形式 : グループ面接、1:4
面接官の人数 : 2名
面接官 : 10年目くらいの人事の方と、50代のマネージャーの方。男性
時間 : 1時間
評価ポイント : 面接官の鋭い&突飛な質問への対応力。それに加え一次で見られていたポイントがさらに水準が上がっていた。
ここでも4人中2人通過のイメージ。
質問内容
自己紹介と志望動機を1分で
M&Aセンターが俺を採用するメリット
メンタルの強さを表すエピソード 長時間労働についてどう思うか
最近ハマっているもの
最近面白かったニュース
雰囲気 : 気さくな方で、終始和やかに進んだが、質問は鋭い。今までなかったような角度の質問や、突拍子もない質問があった。
結果連絡の時期 : 3日以内
面接3
選考時期 : 11月下旬
形式 : 1:4 東京本社
面接官の人数 : 4名。面接は一回のみ。真ん中に座っていた役員?の方が中心となって質問する。
面接官 : 採用部長と、役員の方々
時間 : 15分
評価ポイント : 臆することなく、自分の想いを伝えられるか。ここまできたらそれに尽きます。緊張して喋られない人も出てくると思います。
質問内容
自己紹介3分で
なぜM&Aなのか
研究活動をどう活かせるのか
なぜ今の学部学科なのか
活躍できる自信はあるか?
雰囲気 : 今までの選考で一番厳か。聞きたいことを聞くために一問一答形式で進んだ。
結果連絡の時期 : 翌日
オファー出し面談
形式 : 1:1
面接官の人数 : 2名
面接官 : 採用部長と人事の方
時間 : 1時間ほど
評価ポイント : 特になし。
質問内容 : 形式的なオファー面談と、内定承諾するか否か。
後輩へのアドバイス
1 ここ一年で、去年よりもかなり人気になった企業です。インターンの応募者は去年の25倍と言われております。来年からも引き続き人気は継続すると思われますので、まずかなりの難関企業であることを肝に命じておくべきです。
2 大きく分けて、頭脳明晰なところと、熱い心を持っているかの2軸で評価されていると思った方が良いです。コンサルファームなどと比べ、より人を動かせるのか、タフなのか、のような観点が大事です。
質問への回答で端的に本質的な回答をすることで頭脳明晰な面を訴求し、その中でなぜM&Aセンターなのかを声のトーンなどを変えて、熱い心を訴求しました。
3 特別企業研究はする必要がありません。リーディングカンパニーであるために、なぜM&A仲介をやりたいのかを明確にしておけば、あとは一般的な面接対策をするだけです。最終面接はかなり厳しい面接です。高圧的な面接であり、ストレス耐性も見られていたと思います。ここまできたら能力面は評価されているため、臆せずに想いを伝えましょう。なぜ日本M&Aセンターなのかを、企業分析の深い面や原体験レベルから話すと良いでしょう。