【マッキンゼー・アンド・カンパニー 新卒採用 21卒 選考情報】
更新日:
企業名 : マッキンゼー・アンド・カンパニー
受験時期 : 2019.05~2019.8
選考情報
選考フロー
5月中旬 ES
5月下旬 筆記試験
7月上旬 1次面接
7月中旬 2次面接
8月上旬 インターン
8月上旬 内定
内定者数 : 13(夏)
エントリーシート
質問項目
① マッキンゼーのコンサルタントを志望する理由について記入してください。 (200文字以下)
②長期キャリア目標(10年程度先の将来でやりたい事)について記入してください。 (200文字以下)
③これまでの経験の中で、達成した事・ユニークなエピソード・リーダーシップを発揮した経験(アルバイト・クラブ活動等)があれば記入してください。(200文字以下 )
*例:組織での貢献、学術分野での成果、特定分野での実績、異文化での経験
評価ポイント
①問われている内容すべてに端的に答えられているかを意識した
②冗長にならないよう、音読をして違和感がないか確かめた。
結果連絡の時期 : 締切の1週間後
筆記試験
種類 : SHLオンラインテスト
内容 : 非常に簡単で、かなり時間が余った。問題形式は言語と計数で、一般的な玉手箱と同じ。ボーダーは不明だが、難易度からしてかなり高いのではないか。その後履歴書提出が求められる。これまでの選考結果により面接に呼ばれる順番が決定しているみたいなので、満点を狙うのが無難だと感じる。
対策方法/対策期間 : 一般的なWEBテスト対策(玉手箱)で充分。特別に対策はしていない。
結果連絡の時期 : 数日後メールで
面接1
何次選考 : 7月上旬、1次選考
形式 : 1:1
面接官の人数 : 1人
面接官 : 中堅コンサルタント。非常にフランクだった。
時間 : 30分
評価ポイント : 聞かれたことについてしっかりと受け答えができれば問題ない。あとは面接官ときちんと「議論」できるかが重要だと感じた。一度自分の出した答えについて、さらに考え続けることが求められる。(常に「他には何かある?」と問われ続けた)
質問内容
① 自己紹介(アイスブレイク用、評価には関わらない )
② ケース課題
「観光を収入の大部分とする離島の観光庁から、観光収益をあげたいと依頼された。」
1. 収益を構成する要素を全て書きだせ
2. コストの中でimpact,feasibilityを加味して、与えられた4つの要素の優先付けをし、また理由を述べよ。(people, infrastructures,等)
3. 計算問題(英語書類を見て)
雰囲気 : 穏やか
結果連絡の時期 : 3日後メールで
面接2
何次選考 : 7月中旬、二次選考
形式 : 1:1
面接官の人数 : 1人
面接官 : 中堅コンサルタント
時間 : 30分
評価ポイント : 基本的には一次面接と同様、しっかりと考え、議論ができれば問題ない。自分の思考のプロセスを端的に伝えることが求められていると感じた。また、面接官からの質問を受け、柔軟に思考することが重要だと感じた。(ジョブ中の社員さん談より)
質問内容
① 自己紹介(アイスブレイク用、評価には関わらない )
②ケース課題
「化学品メーカーがスマホのガラスが割れにくくなる新素材を開発した。商品化すべきか否か。」
1. 商品化するために調べなければならないことを全て書きだせ。
2. どの価格帯のスマホ会社に売り出すべきか(英語資料を見て)
3. 計算問題(英語書類を見て)
雰囲気 : 穏やか
結果連絡の時期 : 1週間後電話で
インターン・ジョブ
期間 : 8月上旬、3日間
参加者数特性 : 24人(3人×8チーム)、基本的に早慶以上。海外大学が6人程度。院比率は半分切るくらいだった
課題・テーマ : 家具業界(ニトリ・イケア・大塚家具・無印良品)の戦略を考えろ
課題の進め方
1日目:webテスト(思考能力を問うもの)を受けた後、会社説明・問題解決の型・業界に関する講義が行われた。その後グループごとに簡単なゲームをし、その順位の上から対象企業を決めた。各企業に関するかなり詳細なデータと、クライアントの悩み(解決へのヒント)等が含まれた書類が渡される。以降各班一部屋ずつ与えられ、グループワーク。基本的に問題解決の7stepを回していく。
2日目:終日グループワーク。途中対象企業の調査のため、フィールドワークに出た。決まった時間にパートナーの方がFBして下さる。メンターの社員の方は基本的には常に部屋にいて下さる。夕方、メンター社員の方と1対1のFBタイムがある。
3日目:朝から議論のおさらいとロジック詰めをした。最後数時間は発表にむけての資料作りや、発表に向けたロジック詰めをした。夕方には各班15分ずつの発表。FBあり。その後懇親会とメンター社員の方と1対1のFB後、解散。
社員のかかわり方 : 基本的にはメンターの方がずっと部屋にいらっしゃる。議論は基本聞いているだけ。質問には答えてくださる。
パートナーの方が数人、一日一回決まった時間に15分程度部屋に来て、議論についてのFBをうける。また、各日の終盤に、メンターの方から
1on1といわれる一対一のFBがもらえる。議論の内容やグループのまとめ方についてFBを受けた。FBメンターの方とは特に濃い時間を、そしてパートナーの方とも良く議論を交わすことができた。
評価官の人数 : 8チームが4チームずつに大別され、もう一方のグループの社員とはかかわりを持たない。
基本的にそのグループをもつパートナー3人程度とメンター1人から評価をうけるが、他チームのメンターとも議論することがあったので
多くて10名程度、少なくとも5名以上からの評価がついていると思われる。
評価者 : 基本的にフランクで、質問すると必ず丁寧に議論し、答えてくださる。ただ、パートナー陣の指摘は鋭く、
時に厳しい議論が交わされた。
社員の印象 : 良い意味で普通の社員が多かった
待遇 : フィールドワークのタクシー代支給、朝昼夕食、軽食飲み物も常に用意があった
評価ポイント : リーダーシップ、議論の推進力、チームへのバランス感覚。基本的に1on1で伝えられる。
また巡回している社員さんは全員評価をつけているので気を抜かない。素直に議論をする。
もらったFBをどれだけ生かせるか、3日間でどれだけ成長できるか。メンターのFBはすごく鋭い。良く見ている。
IS後の合格者数/非合格者数の差 : 約半分
インターン後のフロー
インターン後の流れ : インターン後オファー面談
形式 : 電話で来社を伝えられる
時期 : IS後2日後、電話で
内容
①IS参加のお礼
② 個別にFBをしたいので来社するよう伝えられる(実質のオファー面談)
オファー出し面談
形式 : 1:1
面接官の人数 : 1人
面接官 : パートナー、新卒採用チームリーダー
時間 : 30分程度
評価ポイント : オファーの有無については事前に決まっているものと思われる。(出る人のみ呼んでいる)
質問内容 : ISの感想と、入社意思の有無
後輩へのアドバイス
1. 面接では、自分の論理を頑なに守るのではなく、面接官と対話をすること。柔軟に論理を発展させ考え抜くことが求められている。
2. 頭のキレは最低限で良い。むしろ大切なのはリーダーシップと成長へ貪欲な姿勢。それがカルチャーへのフィットに繋がる。
3. 選考の日程は、最初のアンケートでの可能日程から勝手に決まり(2日前くらいに)連絡がくるので、手元に控えておくのがよい。
基本的に社員が忙しいのでこちらからの日程調整が難しい。
また可能日程は早めの時期を嫌わずに選択するのがよい。評価ラインを超えた人間からIS参加が決まっていき、足りない分順次追加で面接を走らせているため。