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【ボストン コンサルティング グループ 戦略コンサルタント 新卒採用 21卒 冬 選考情報】

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戦略コンサル
著者: AC Research Group

更新日:

目次

  1. 1. 選考情報
  2. 2. エントリーシート
  3. 3. 筆記試験
  4. 4. 面接1
  5. 5. 面接2
  6. 6. インターン・ジョブ
  7. 7. インターン後のフロー
  8. 8. オファー出し面談
  9. 9. 後輩へのアドバイス

企業名 : ボストン・コンサルティング・グループ

受験時期 : 2019.06-2020.01

受験コース : 戦略コンサルタント

 

選考情報

選考 : ウィンタージョブ

※一度サマージョブの際にエントリー→2次面接の2回目まで行って落選→その後たまたま11月の京都での1dayイベントに居合わせたところ選考官が顔を覚えていてくださり、懇親会の際にカーニーに通った旨を話したところウィンタージョブに呼んでいただいた→受かっても新卒で行く気はあまりなかったが成長の機会と思いジョブ参加→内定。

6月中旬 ES締切

7月上旬 会場型SPI

7月中旬 1次面接(気になるニュースを中心とした雑談と筆記ケース)

7月下旬 2次面接(ケース面接×2)

11月上旬 京都1dayイベント参加、数日して3daysジョブのオファー

1月中旬 ジョブ、数日して内定

選考フロー : 3人?/21人

内定者数 : 不明

 

エントリーシート

質問項目

① 学業以外に力を入れていたこと(趣味、スポーツ、サークル活動等)(100字)

② 一番大事にしていること(200字)

③ 今までの人生で成し遂げたことで、人に話したいこと(200字)

④ 一生のうちに必ず成し遂げたい夢(200字)

評価ポイント

① どのような行動原理を持ちどのように結果を出す人物なのか

② 社風とのマッチ

③ コンサルタントとして勉強以外に何かコミュニケーションツールを持っているか

結果連絡の時期 : 締切の4日後(会場型SPI受験の案内が来た)

 

筆記試験

種類 : SPI

内容 : 会場型のSPI(英語もあった)

対策方法/対策期間

・内容は通常の会場型SPIなので、対策はしやすかった。会場型SPIはスコアの使いまわしができることから、BCGの前に同じくSPIを用いるアビームコンサルティングを受験した(アビームコンサルティングはインターン合格をいただいたが辞退した)。この7月の時期は京都、大阪周辺のSPI会場が埋まりがちで予約が取れなかったため、急遽福岡天神まで日帰り往復することになり大変だった。

・対策としては2週間程度かけて通常のSPI問題集(史上最強SPI&テストセンター 超実践問題集)を一通りやったのに加え、7月上旬-7月下旬に判断推理の分野を「標準判断推理」という本で対策した。特に判断推理はこの本でパターンを覚えることでかなり解答速度が向上するのでぜひ個別に対策しておいたほうが良い。

結果連絡の時期 : 9日後

 

面接1

何次選考 : 7月中旬 1次選考

形式 : 受験生4:面接官1の簡単な自己紹介と気になるニュース。その後筆記でケース問題。

なお関西勢の場合はSkype面接か東京オフィスでの面接か選べるようであった。東京オフィスでの面接の場合、一律25,000円の交通費をいただけた。以下、対面の方がやりやすいために東京オフィスで受けた面接。

面接官の人数 : 1人

面接官 : 特に名乗っておらず不明。大柄で大人しそうな方であった。

時間 : 10分(自己紹介と気になるニュースを4人合わせて)、30分(筆記ケース問題(1)(2)の2問)

評価ポイント

・自己紹介においてはコンサルタントとして人前に出せるだけの人柄であるかどうか、気になるニュースにおいては時事問題についてその背景を把握した上でそれが影響する範囲や今後の予想される展開について自分のビューを加えつつ完結に述べられるか、が見られていると感じた。私は最初7pay問題を取り上げ、その問題となった開発背景を指摘し、今後のビューについて種々ある何とかペイについてそれぞれの経済圏の規模と消費者の囲い具合、アプリUI、公開APIからPayPayが優勢になるのではないかという話をした。また、気になるニュースを即答できなかった受験生がいたが、その際は面接官の注目がすぐ隣の学生に移り、明らかにその彼は落ちたような雰囲気を感じた。

・筆記ケースは(1)がUberEatsの東京での市場規模フェルミ推定、(2)がそれを踏まえた上でUberEatsは東京圏内で加盟店舗数を増やす方向または展開地域の拡大どちらの戦略を取るべきか考察せよ。という問題であった。(1)のフェルミ推定で見られているのはそもそもその量のケース問題を時間内に簡潔に答案にまとめることができているかに加え、UberEatsの需要/供給どちら側を使うか考慮した上でフェルミ推定ができているか、購入者層について意味のある分解ができているか、であると感じた。また(2)のケースでは(1)での立式を使いつつ、加盟店数がUberEats利用の大きな要因とはなっていないことから展開地域の拡大方向がベターだと述べるだけでなく、その判断において考慮すべき事項(人口、地形、人口密度、飲食店と人口密集地の距離感、など)を網羅的に示せているかが重要だと感じた。

質問内容

① 自己紹介(アイスブレイク用、評価には関わらない )(グループ)

② 気になるニュース(グループ)

③ UberEatsの東京圏内での市場規模フェルミ推定(個人)

④ UberEatsは東京圏内で加盟店舗数を増やしていくべきか、それとも展開地域を拡大すべきか(個人)

面接官の雰囲気 : 割と穏やか

結果連絡の時期 : 3日後

 

面接2

何次選考 : 7月中旬 2次面接

形式 : 1:1(京都勢の場合はSkypeか東京オフィスでの対面から選択可)でケース面接

私は対面の方がやりやすいため東京オフィスでの面接を選択したが、その場で25,000円の交通費をいただけた。

面接官の人数 : 1人×2回

面接官 : タイトル:コンサルタントの方。中堅ポジションで、物腰の柔らかい方×2名。

時間 : 1回目20分(課題を出されて5分ほどでフェルミ推定、その後一緒にディスカッション)

2回目10分(会話ベースでケース問題)

評価ポイント : 1回目の面接:自己紹介を元にしたネコの殺処分数推定(なかなかサイコパスみを感じた)のフェルミ推定ではMECEに要素を分解できているか、数字の規模感覚をつかめているか。その後の殺処分を減らすためにはというディスカッションでは、フェルミ推定をもとに仮説ベースの論点設定ができているか、またその施策がなぜ現在実行されきっていないのか。

2回目の面接:ESから出題された問に対し、思考時間なしでその問題の根幹を掴むことができるか、会話ベース楽しくディスカッションできるか。

質問内容

① ネコの殺処分数のフェルミ推定(1回目)

② ネコの殺処分数を減らすにはどうしたらよいか(1回目)

③ 塾の立地はどこであるべきか(2回目)

雰囲気 : 割と穏やか

結果連絡の時期 : 3日後

 

インターン・ジョブ

期間 : 3days. ウィンタージョブは12月下旬と1月中旬の2回選択でき、私は1月中旬を選択した。

参加者数特性 : 1ターム約20人×2ターム。私の後半タームはだいたい東大10早慶3京大3神戸大1AIU1一橋1海外大(NYU, Princeton, Columbia,)3。院生は1/3程度であった。海外大に行っている日本人または日本に縁がある人が比較的多かった印象。夏の他社ジョブで見かけた人はおらず、人が入れ替わっている印象。

課題・テーマ : 対象企業に対してスマートグラスを使った新規事業を立案せよ。対象企業は5チーム全部異なり、ニコン、オリンパス、KDDI、SONY、楽天。私の班はオリンパスが対象だった。

課題の進め方

1日目 : 午前はなく、13時集合。オリエンテーション、BCG紹介、コンサルタント談話、パートナー談話、目標設定セッション、ケース課題解説、アンケート回答、懇親会があり、19:30に終了した。

2日目:9:30出社18:00退社。チーム議論が合計6.5時間、シニアインプットが午前と午後に15分ずつ程度あった。壁をホワイトボードとして利用できるようになっているので、そこに議論を書きつつ進めた。内容としてはまずスマートグラスの特徴とベネフィットを洗い出し、オリンパスの事業分野・企業としてのステージ・今後のありえる発展ストーリーを書き出していった。そのスマートグラス側、オリンパス側の双方でスマートグラスがどのように使われていくかの双方で考えていき、結論としては(1)オンラインの筋トレクラス開講、(2)カルテや医療機器と連携してハンズフリーで医療者の働き方を変革、という方向で思考した。

3日目:9:30-14:00まで作業時間があり、14:00には資料提出。その後1チーム30分の発表があった。その後個人フィードバック。最後は近くのレストランで打ち上げがあって20:00頃解散。

社員のかかわり方 : 採用担当パートナーの荻原さんやプリンシパルの南野さんが全班を巡回しておられる他、各班一人のメンターの方が6割ぐらいの時間部屋にいてくださる。その他、人事の方が定期的に軽食等のお世話をしにきてくださる。

評価官の人数 : 学生1人につき5人程度、全体で見ると10人弱

評価者 : 評価官の内訳は採用担当パートナー1名、班のメンター1名、その他常に巡回している方3名程度。私の場合は途中で京大医学部卒の方に呼ばれてお話する機会もあり、その方も多かれ少なかれ評価はしておられたと思う。

・MD & Partner Hさん 物腰の柔らかい穏やかな男性。

・Pr Mさん 若干強面な印象の男性。

以下各班メンター

・PL Hさん サバサバした女性の方。

・PL Mさん 私の班のメンターで、指導熱心な男性。

・Pr Tさん 男性。

・PL Kさん 男性。

・PL Tさん 男性。

人事

・Hさん

・Oさん

・Iさん

社員の印象 : ビジネスライクでありつつも特に班のメンターの方には親身に相談に乗っていただけた。人事の方からも含め、ジョブ中は常に評価されている印象であった。また注目されている学生は何度か個別に呼ばれるが、その際も「ESの件で確認したいことがございます」等の文言で別室に誘われるなど、一定の配慮を感じた。

待遇

・ジョブ参加で一律5万円の報酬。支給は約1ヶ月後に振り込みにて。

・京大生の交通費は一律2.5万円。領収書は必要。支給は約1ヶ月後に振り込みにて。

・ホテルは当日から(13時からなので前泊の必要なし)ジョブ終了翌日まで徒歩5分の東急ステイ日本橋を取っていただける。部屋には乾燥機付き洗濯機もありアメニティは申し分なかった。

・また海外大の人には別途飛行機代も出ているようだった。

評価ポイント

・アンケート:1日目のアンケートではそれまで保持している内定を書く欄があり、ウィンタージョブであることを考えるとそこである程度目星をつけられるようであった。実際後ほどの面談でもその内定している会社(ATK, JPM, MS等)について触れられた。

・班での議論:基本的なスクリーニングとしては班のメンターが議論過程を評価していた。評価ポイントは立ち振舞、ただ発言しているだけでなく議論の枠組みを作ってリードできているか、行き詰まったときに新しい観点から思考できるか、であると感じた。具体的には、私の場合課題を進める際にはヘルスケア事業を行動者(患者、医療機関、メディカルスタッフ、医療機器メーカー、保険会社)とステージ(健康、不健康、病気、治療、治癒)のマトリックスを提示して考えたことが評価されていたように感じた。

・採用担当パートナー荻原さんとの面談:3日目の最終プレゼン作成終了直前に人事の方に別室に呼ばれ、そこで採用担当パートナーとディスカッションした。その際に見られているポイントは、提案に対してクライアント側からの反論や意見があったときにどう納得感のある回答で切り返すことができるか、であると感じた。

・1日目の目標設定セッション:何となく済ませてしまったが、これはその後の個人面談でも度々使用されるものでかなり重要なシートである。社内のプロジェクトでも毎度使用されるようだ。

IS後の合格者数/非合格者数の差 : 今回の21人中の最終的な合格者数は3人?程度ではないかと思う。自分の班の他の3人は誰も受かっておらず、また途中で同じく採用担当パートナーに呼ばれていた学生にも最終内定は出なかった。IS後連絡を取ったのは3人ほどしかいないが、外資就活の掲示板にBCG受かったとの書き込みがあったこと、5班という数を考えると最終内定は3人ほどだったのではないかと推測する。

 

インターン後のフロー

インターン後の流れ : ジョブ終了後3日後にSkype面談の案内メールをいただき、その面談ですぐに内定を告げられた。3人ほど選考ではない勧誘面談をいただき、しばらく考えた後に10日ほどで辞退した。

形式 : Skype面談

時期 : 3日後

内容

① 合格

② オファーレターの重要部分だけ説明し、送付します。

③ オファーの承諾期限は約14日間。もっと考えたいなら言ってください。

④ 勧誘面談として何人か設定しますのでSkypeに都合のいい日程を教えてください。

 

オファー出し面談

形式 : 1:1

面接官の人数 : 1人

面接官 : 採用担当パートナーHさん

時間 : 15分

評価ポイント : 特になし

質問内容 : コンサルト投資銀行IBDと迷われているとのことですが、どんな人と話したいですか?

 

後輩へのアドバイス

1 特に関西勢にとっては1dayイベントがあったりなどBCGは正規ルート以外がいくつかあるので、そちらを狙うといいでしょう。夏に正規ルートで行くとかなり倍率高いので、他の内定をちょこちょこ携えて秋冬あたりに特別ルート(無理なら正規ルートで)エントリーするのがオススメです。

2 かなりゴリゴリのケース面接をされるので、言わずもがなですが十分に対策をしていってください。

3 「BCGが読む経営の論点」という本はジョブで議論の切り口の参考になりますのでぜひ。

AC Research Group
「ビジネスプロフェッショナル・リーダーへ」キャリア最大化を支援するAlternative Careersの調査グループです。ヒアリングを通じ、最難関企業に内定された就活生・社会人の生の声をお届けします!

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