【ベイン・アンド・カンパニー アソシエイトコンサルタント 新卒採用 22卒 夏 選考情報】
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目次
企業名 : ベイン・アンド・カンパニー
受験時期 : 2020/7
受験コース : Associate Consultant
選考情報
選考 : 夏インターン
選考フロー : ES→1次面接(録画面接)→2次面接→3次面接→4次面接→インターン→本採用面接→オファー面談
内定者数 : 夏では12人
エントリーシート
質問項目
①あなたが目標として思い描く5年後のご自身の姿、およびそれを実現する過程で、戦略コンサルティングに興味をもった理由を教えてください。( 200字)
②あなたがご自身の強みを生かして問題を解決し、成長を出された経験を説明してください。( 200字)
筆記試験
種類 : 玉手箱
内容 : 一般的なもの
対策方法/対策期間 : 市販の問題集を解いた/2日
面接1
何次選考 : 1次面接
形式 : 録画面接
面接官の人数 : なし
面接官 : なし
時間 : 準備5分、発表5分
評価ポイント : 録画面接において簡潔に内容を伝えられるか。
言葉のみで内容を簡潔に伝えるために、発表全体の構造から述べた。また結論ファーストを意識した。
後の面接をしているうちに気づいたが、Answer 1stは評価の大きなポイントであると感じた。
質問内容 : 年間の東京における新聞売上(円)
結果連絡の時期 : 1週間後メールで
面接2
何次選考 : 2次面接
形式 : 1:1
面接官の人数 : 1人
面接官 : コンサルタント
時間 : ケース面接30分
評価ポイント : 問題解決能力
課題を正確に理解し、打ち手が適切であるか、その流れに論理的な飛躍がないか
ディスカッション能力
相手の質問の意図を理解し、枠に囚われていないアイデアや議論ができるか
質問内容 : 家電のサブスクリプションサービスを展開する際に、どのような商品をどのような価格で展開するべきか
雰囲気 : 終始穏やかで、多様な意見を取り入れディスカッションを行った。
コンサルタントからは、使い終わったプロダクトを中古市場に回すときに具体的にどのような流通経路で販売するのか、価格はどの程度が妥当かについて指摘があり、適宜適切と考えた意見をぶつけては議論を深めていた。
結果連絡の時期 : 2日後メールで
面接3
何次選考 : 3次面接
形式 : 1:1
面接官の人数 : 1人
面接官 : マネージャー
時間 : ケース面接30分
評価ポイント : 問題解決能力
その問題が置かれている状況を正確に理解することが大切。
顧客セグメントを適切に分けたことを評価された。
ディスカッション能力
似たような顧客層をターゲットとした競合と、どの要素が差別化できるかを深堀りされた。
その場で考えさせるような質問が多い。
質問内容 : 自分がよく行くブランドの売上推定と、売上向上策(スーツカンパニー池袋店)
雰囲気 : 終始穏やかで、ECによるメリットデメリットに関して丁寧に教えていただいた
結果連絡の時期 : 1日後電話で
面接4
何次選考 : 4次面接
形式 : 1:1
面接官の人数 : 1人
面接官 : マネージャー
時間 : ケース面接30分
評価ポイント : 問題解決能力
フレームワークに頼らない思考で、打ち手を考えることをアドバイスされた。
質問内容 : Bリーグの売上向上
雰囲気 : Bリーグの売上向上
結果連絡の時期 : 3日後メールで
インターン・ジョブ
期間 : 3日間(7/3~5)
参加者数特性 : 24人(1チーム4人)、8割東大、京都、慶應、立教
課題・テーマ : 西武そごうの利益向上
課題の進め方
・1日目
社員(パートナー)からベインの会社についてや、実際のクライアントワークについて講義がある。
その後、インターンの課題として社長インタビューから3つの論点を提示され、それぞれのSV:スーパーバイザー(マネージャー)から進め方を提示される。
自分の班では、そのうち解くべき2つの論点に絞り、2人ずつワークを行った。また、実際のコンサルタントワークと同様に、1日の終わりに今日どのようなことを行ったか、明日はどのようなことを行うかSVと認識をすり合わせた。
・2日目
SVとの面談が1人30分ほど組まれ、どのような役割をになっているかやインターン生の横評価のヒアリングがある。
2日目には、スライドの全体像を作ることを目標に据え、ワークを行い適宜SVに壁打ちを行っていた。
・3日目
午前中は、スライドの準備や発表の割り当てを行い、昼すぎに班で発表練習を行った。
午後に全体での発表があり、担当のパートナーやマネージャーから適宜質問がある。
発表後は懇親会があり、コンサルタントからプリンシパルの方まで幅広い方からお話をお伺いすることができる。
社員のかかわり方 : SVとの関わりが最も大きく、採用に関わる裁量権も大きい。
他にも他班のSVも発表練習などを見る機会もあった。
加えてランチや懇親会では、他のリクルーティングメンバーと話す機会がある。
評価官の人数 : SVや他の班のSV、最終発表では10名ほどの社員が評価をしている。また、ランチでも志望動機の一貫性があるかチェックしているような言い回しであった。
評価者 : SVはプリンシパルorマネージャー
社員の印象 : 数多くの社員の方とお話しする機会があったため、社風や実際にどのような関係性で働いているのかがとてもよくわかった。温和でマチュアな方が多いイメージを持った。
待遇 : 毎日2000円のuber eats バウチャー
評価ポイント : 3つあるとSVから説明された。
1. logical thinking
2. extraordinary team
3. cliant first
このうち1は、ケース面接で確認しているとのことで、jobでは、2や3を中心に見ているとのこと。
自分は、チームの方向性や、社長の言葉の裏側についてディスカッションしていたことが中心に評価されたように思う。
IS後の合格者数/非合格者数の差 : 14人ほど通過した
インターン後のフロー
インターン後の流れ : 英語面接をhireviewで行った後に本採用面接を行った。
形式 : 1:1 30分x2
時期 : インターンの1週間後
内容 : パートナーの自己紹介+逆質問、人によっては、ケース面接を科された人もいる。
オファー出し面談
形式 : 1:1
面接官の人数 : 1人
面接官 : プリンシパル
時間 : 30分
評価ポイント : 質問を事前に用意する、結論から答えるなど、コンサルタントとしての当たり前を当たり前にできるように心がけた。
質問内容 : 博士という学歴がコンサルタントという仕事にどのように活かせるのか。
その他イベント
1 会社説明会、リファラルイベント(from bain)
2 会社説明会、懇親会
後輩へのアドバイス
1 顧客のセグメント分けを適切に行うことは、どの選考段階でも有意に評価された。日頃からどのようなセグメント分けがあるか意識する必要がある。
自身が行った対策法の中では、年齢や居住地、所得、職業などのセグメントの枠組みを洗い出し、過去に行ったケース問題において、どのセグメント分けが適切かを復習したことが一番良かった対策であると感じる。
2 他のファームと比較して、Bainの得意とする課題解決方法が定まっている。Bainから出されている書籍を読むことで、どのような課題解決法がBainで評価されるのかが理解できる。
参考書籍:日本企業 復活の戦略 先が読みにくい時代の5つの定石、企業価値4倍のマネジメント--結果にこだわるコンサルタントの定石
3 他のファームと比較して、カルチャーフィットをより重視するファームである。会社説明会や就活コミュニティで開かれるイベントに積極的に参加し、どのような要素を持っている人が多いのかを知ると良い。
EQを重視する風潮があり、日頃からコミュニケーションをとることが好きな人が会うファームであるように感じる。同様に人の話を聞くひとが多い感触があったため、面接やjobでは、話を最後まで聞き、話に沿った回答を常に心がけた。