【ベイン・アンド・カンパニー アソシエイトコンサルタント 新卒採用 21卒 夏 選考情報】
更新日:
企業名 : ベイン・アンド・カンパニー
受験時期 : 2019年7月~8月
受験コース : アソシエイトコンサルタント
選考情報
選考 : サマーインターンシップ
選考フロー
7月上旬 説明会参加
7月上旬 ES
7月下旬 動画面接
7月下旬 2次面接~4次面接
8月下旬 インターン
8月下旬 内定
内定者数 : 13人
エントリーシート
Alternative Internships からの申込みでES免除
結果連絡の時期 : 7月中旬
筆記試験
種類 : 内定者紹介のため免除
結果連絡の時期 : 7月中旬
面接1
選考時期 : 7月下旬
形式 : 録画面接(HireVue)
時間 : 10分程度
評価ポイント : 基本的な分解と計算ができていた。
売上総額の分解について特に抜け漏れはなかったと思う。
ただ、運行便数の見積もりが若干甘かったか。
質問内容 : ANA国内線(羽田-福岡間)における1日の機内販売の売上総額を求めよ
5分考える時間が与えられ、5分で口頭で説明する。
結果連絡の時期 : 7月下旬
面接2
何次選考 : 7月下旬、2次~4次面接
形式 : 1対1
面接官の人数 : 1人
面接官
2次面接 コンサルタント、女性、優しい雰囲気
3次面接 プリンシパル、男性、やや厳しい
4次面接 プリンシパル(採用担当者)、男性、普通
時間 : 30分程度×3回
評価ポイント : それぞれの面接が終わると、評価シートのようなものを次の面接官に渡す仕組みになっている。
面接の中で成長しているかを評価していると感じた。また、面接官の前で簡単な計算を行うことが多いので、その際のスピードも見られている。
2次面接で「定量的な構造化はできているが、定性的な構造化をもう少しやる余地がある」と言われたので、その後の面接では定性的な構造化を意識した。
質問内容
①テーマ:ある飲料メーカーのシェア低下。
・飲料メーカーの売上を要素分解せよ。
・売上低下の原因として考えるものを全て挙げよ。
・考えられる対応施策を述べよ。
②テーマ:ナイジェリアのアルミ缶の市場規模
・日本におけるアルミ缶の市場規模
・ナイジェリアのアルミ缶の市場規模
・(アルミ缶の製造コストに関する資料が渡され)アルミ缶の製造コストを計算せよ
・アルミ缶メーカーがアルミ缶を生産しなくなるのは、どこまで価格が下がったときか
③テーマ:日本の旅行業界
・日本における旅行の市場規模を簡単に求めよ
・今後日本において旅行業界は成長するか
・一つ旅行代理店を選び、この企業が成長するための戦略を考えよ
雰囲気 : どの面接官も一緒に問題を考えていこうという姿勢で、詰まったときにはアドバイスや誘導を行ってくれた。
面接の最後には、どこが良くてどこが悪かったのかを説明してくれる。
結果連絡の時期 : 8月上旬
インターン・ジョブ
期間 : 3日、8月下旬
参加者数特性 : 30人程度、多い順に東京大学・京都大学・慶應義塾・大阪大学・早稲田、学部と院で半々
課題・テーマ : ある外資系チョコレートメーカーの成長戦略立案
課題の進め方
1日目の午前中にフレームワークについて講義がある。
1日目の午後からチームに分かれてワークを行う。
2日目と3日目の午前中は基本的にワーク。作業の合間に、ちょっとしたイベントなどがある。
ワーク自体は、各日にどこまで進めなければならないかが明確に示されているので、その指示を遵守して行った。基本的に与えられた課題以外のことをする必要はなく、誘導に沿ってチームとして進めていくことが求められていた。
社員のかかわり方 : 各班にメンターが2名付き、1~2時間に1回程度進捗を見に来てくれる。また個人面談も2回ほど設けられている。
チームでの進捗報告は、班員が現在取り組んでいるワークについてメンターに説明した後に、メンターからアドバイスを受けるという形式だった。
個人面談では、チーム内での自分の役割やチームの方向性などについて話した。
ランチの際には十数人の社員さんと関わる機会もある。
評価官の人数 : 班に付くのは2名、プレゼンを評価するのは採用担当プリンシパルとパートナー
評価者 : メンターはコンサルタント、非常に優しく指導してくれる
社員の印象 : 社員の皆さんは非常に協力的で気さくな方が多い。
待遇 : 交通費支給、宿泊場所提供
評価ポイント : 基本的な論理的思考力。チームで物事を進めていこうという姿勢。チームメンバーや社員さんとのコミュニケーション能力。
インターンではロジカルさやプレゼンの上手さといったハード面はそこまで見られておらず、人柄やカルチャーフィットなどのソフト面が重視されていたように感じる。
社員さんも「インターンに参加している時点で論理的思考力には自信を持ってよい。あとは相性などの問題」と話していた。
IS後の合格者数/非合格者数の差 : インターン後の面接に進んだのは半数ちょっと
インターン後のフロー
インターン後の流れ : インターン参加者の一部が同日中に行われる5次面接と6次面接に呼ばれる。
形式 : 8月下旬(インターンの約一週間後)
時期 : 8月下旬(インターンの約一週間後)
内容
5次面接
パートナーの方への逆質問のみ
今後のコンサルティング業界の先行き、ベインの強み、マッキンゼーやBCGがデジタル分野に力を入れていることに対するベインの考えなどについて質問した。
6次面接
雑談の後にオファーレター
この面接に呼ばれている時点でほとんど結果は決まっている。入社前の不安や疑問点を解消するための面接。
とはいっても、面接に呼ばれて落ちた人もいた。
推測ではあるが、最終面接に呼ばれた人のなかでも、内定を出すことが決まっている人と、5次、6次面接で最終的な合否を決める人で分かれていたと思う。
最終面接が逆質問と雑談のみだった人は内定を貰っている様子。
オファー出し面談
形式 : 6次面接と兼ねている
面接官の人数 : 1人
面接官 : 採用担当パートナー、優しい
時間 : 30分間
評価ポイント : オファーレターを渡される際に、「採用に関わった社員全員が一緒に働きたいと思った。」と言われたので、やはりカルチャーフィットが重視されていると思う。
1次面接から6次面接までで志望動機をあまり聞かれなかったのが意外だった。
質問内容 : 逆質問のみ。どのような考えのもとでキャリアを歩んできたかについて伺った。
その他イベント
内定者紹介の説明会
後輩へのアドバイス
1 内定者紹介の説明会に参加すると、筆記試験が免除されるので、知り合いに内定者や社員がいれば紹介してもらった方が良い。
2 面接では、一発で完璧な回答ができるということよりも、面接官と一緒に正しい方向に進んでいけるかが見られている。そのためアドバイスを受けて修正できる素直さが重要。
3 基本的な思考力さえあれば、最後はカルチャーフィットで決まると思うので、各ファームでの選考結果に一喜一憂することなく、自分にあったところを見つけようという姿勢が大事だと思う。