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【26卒最新版】外資系投資銀行 投資銀行部門(IBD) 各ハウスの特徴・選考フロー概要紹介 - ゴールドマンサックス -

選考対策
企業研究
金融(IBD)
著者: AC Research Group

更新日:

目次

  1. 1. 企業情報
  2. 2. 選考情報
  3. 3. 内定者の決め手

外資系投資銀行の投資銀行部門(IBD)の各ハウスの特徴と選考フローについて概観を説明していきたいと思います。外資系IBDは全社合計40~60名程度の年間採用数であり、選考難易度が非常に高い業界、採用情報が少ない業界として有名です。21卒以降内定付与数内7~8割を占めるAlternative Internshipsならではの、各ハウスの特徴や内定までのポイントを抑えて、十分な対策を練って選考に挑みましょう。この記事を読むことで全体観を把握しましょう。また、詳細は、「外資金融業界理解講座」等にご参加ください。

投資銀行部門は企業のM&Aや資金調達、資本市場関連の案件の対応(IR戦略、アクティビスト対応等)のアドバイザリーを行っています。

米系のゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、J.P. モルガン、バンクオブアメリカ、シティ、欧州系のUBSなどが主要企業として挙げられます。

他にも新卒採用をしているハウスはあり、欧州系のバークレイズやブティック系のラザード・フレール、ジェフリーズ、BDAパートナーズなどがあります。

なお、本記事では、ゴールドマン・サックスについて説明していきます。

企業情報

ゴールドマン・サックスは、1869年設立の米系投資銀行で、2022年のグローバルM&A市場では約1.3兆ドルの取引を扱いトップの地位を占めました。また、同年のECM市場でも約4000億ドルの規模においてトップ3にランクインしました。
*参考:Refinitiv

世界トップクラスの総合金融グループとして企業、金融機関、政府機関、富裕層向けに各種金融サービス(投資銀行、証券、資産管理など)を提供しています。また、政府との関係も緊密で、政府高官ポストへの人材供給源ともいわれており、22年10月に事業を再編。現在は、投資銀行業務とトレーディングを手掛ける「グローバルバンキング&マーケッツ」、年金基金向け資産運用と富裕層向けウェルスマネジメントを統合した「アセット&ウェルスマネジメント」、デジタル金融サービス事業を手掛ける「プラットフォームソリューションズ」の3事業部門に再編しています。

詳細はこちら:企業・採用情報 

選考情報

0.時期と流れ

採用:新卒国内採用

時期:6月中旬〜12月上旬

流れ:エントリーシート・SPIテストセンター→集団面接→インターン→個人面接→スーパーデイ→内定

1.エントリーシート

過去質問例 :

・あなたの長所・短所をご記入ください。(400文字以下)

・投資銀行部門の志望動機(600文字以下)

2.webテスト

SPI(テストセンター/自宅受験選択可能)

言語、非言語、英語、性格

3.インターンシップ前面接

学生2:社員2の集団面接(30分ほど)

ESを見ながら、気になった点を質問され、最後に逆質問が行われる

過去質問例 : 

・自己紹介

・志望動機

・投資銀行部門の業務がどのようなものか

・GSが業界1位を保てている理由

・趣味について

・趣味やESに書かれている活動を始めた理由

・自分がやっていることが好きな理由

・隣の学生へ質問するよう指示される

・学生時代に力を入れたこと

どんなことが困難だったのか、それをどのように乗り越えたのかを併せて聞かれる場合も

・挫折経験

その克服の仕方も併せて聞かれる場合も

・自分の強み、弱み

・GSに対するイメージ

・新卒でGSに入るメリットをどのように捉えているか

・キャリアプランについて

どのようなキャリアを歩みたいか、あるいはGSでどのような社会人になりたいのかを聞かれる

・GSで知っている行員

・気になるM&Aのニュース

・人生で大事にしてきた価値観(3つ)

4.インターンシップ

開催期間は2日間で50名の学生が参加

両日ともにグループワークが課されるが、1日目の最後には個人課題も出題され、2日目の間で発表するように指示を受ける

過去課題例 :

とある企業(大手日系メーカー)への買収提案がほとんど

・リクルート

・ソニー

5.インターンシップ後面接

1次面接

学生1:社員1の面接(20分×2セット)

ネガティブチェックの意味合いが強い

過去質問例 :

・自己紹介

・志望理由

・GSに対する印象

・GSに知り合いがいるか

・インターンシップの感想

・インターンシップから得られた学び

・就活状況

他業界の選考を受けているかを問われ、場合によってはなぜ他の業界に行かないのかを深ぼられる

・留学経験の有無

・人生について

どのような生き方をしていたかを問われる

最終面接(スーパーデイ)

学生1:社員1の面接(15分×10セット)

日本語、英語両方での回答を求められる

過去質問例 :

・自分の英語力について

・GSの志望理由

・IBDの志望理由

・他社と比較してなぜGSか

・他社の選考状況

・GSでやりたいこととその理由

・キャリアビジョン

GSの人生の中での位置付けを併せて問われる場合も

・就職先の選定基準

・自分の強み弱み

・自己PR

・所属部活やバイトについて

・家族構成や家族の雰囲気

・自らのモチベーションがどこにあるのか

・最近気になったM&A案件

・起債案件で最も気になった案件

・日銀は今後利上げをすると思うか

・自らの研究

・M&Aはなぜ必要か

・今までの経験からどのような人と働きたいか

・計算問題

・バンカーに必要な資質

・インターンシップの感想、反省点

・お題が出され、それに沿って自分で考えて答える

インターネットを明治時代の人に説明してください、私に消しゴムを売るとしたらどのように行動するか、自分の研究を素人でもわかりやすいように説明してください、自分をswot分析してくださいなど

・逆質問

内定者の決め手

・業界内で圧倒的なプレゼンスがあり、また実際に面接を通じてあった社員の方々がみな優秀であり協調性の高い人ばかりだと感じられた。

・投資銀行にとって、プレゼンスがあることは非常に重要で、優秀な人材や大規模な案件の獲得に繋がり、それらをもとにまた実績が積み重なっていく中、ゴールドマンは誰もが知るトップ企業であり、直近でも豊富な案件を執行していたことが就活を開始した時点で志望した。

・実際に面接が進行する中で数十人の社員の方々と実際にお会いし、誇張なく全員が優秀な方だったのが非常に印象的であり、また「ワンチーム」として働くことがカルチャーとして根付いており、ハードワークをする上でこの人たちとなら乗り越えられると納得感を持って志望できた。

・同時期に受けていたコンサルと比較して、投資銀行(IBD)の方が選考通過確率が高く、適性があるのではと感じた。特に他社と比較してバンカーの女性数が多いこと、入社時点でのスキルをあまり重視していないこと、やや体育会寄りのカルチャーがある印象を受けたことなどで、フィットを感じた。

AC Research Group
「ビジネスプロフェッショナル・リーダーへ」キャリア最大化を支援するAlternative Careersの調査グループです。ヒアリングを通じ、最難関企業に内定された就活生・社会人の生の声をお届けします!

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