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【P&G社員ロングインタビュー】F&A部門で事業の経営財務戦略を担う

就職活動では「業界のトップ企業かどうか」と「自分が成長できる環境かどうか」を重要視

PROFILE
F&A(Finance &Accounting, 経営管理本部)

横内 氏

外資系キャリア
企業研究
経営戦略
【P&G社員ロングインタビュー】F&A部門で事業の経営財務戦略を担う

目次

EP1はじめにEP2P&Gで事業の経営財務戦略を担うEP3就職活動では「業界のトップ企業かどうか」と「自分が成長できる環境かどうか」を重要視1EP4就職活動では「業界のトップ企業かどうか」と「自分が成長できる環境かどうか」を重要視2EP5P&Gはアドバイザーではなく事業経営の一員として携われることが魅力的1EP6P&Gはアドバイザーではなく事業経営の一員として携われることが魅力的2

EP1

はじめに

京都大学を卒業し、大学院では情報学を専攻していました。学生時代はDJサークルの会長を務めており、学業以上に課外活動に熱心に取り組んでいました。特に組織運営の経験を通じて、リーダーシップやチームマネジメントの重要性を学びました。 大学院では、クラウドサーバーのバックアップに関する研究を行っており、技術的な側面を深く追求していました。しかし、研究を続けるうちに、技術そのものよりも、それをどうビジネスに活かすかという点に関心を持つようになりました。そうした背景から、卒業後はよりビジネスの意思決定に関われる職種を志望し、P&GのF&A(ファイナンス&アカウンティング、経営管理本部)に入社しました。
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はじめに

EP2

P&Gで事業の経営財務戦略を担う

現在は、ベビーケア事業のF&Aを担当しています。具体的には、日本市場における子供用おむつ事業の経営財務戦略の立案から実行までを担当しています。ビジネスを成長させるために、ビジネス課題や市場の機会を特定し、分析したデータに基づき実行可能な戦略を策定、さらに関係部署と協力しながら戦略を実行する、といったことを行っています。 例えば、日本では出生数が著しく減少しており、子供用おむつ市場の縮小が大きな課題となっている状況で、どのようにビジネスを成長させていくのかを考える、そしてブランドのロイヤリティを高め、競争力を維持・向上させるための施策を検討・実行するということを、マーケティングや営業チームと連携しながら、推進しています。 また、時には財務戦略の観点から提案したプランが、ガバナンスや市場の制約によって実行不可能になることもあります。その際には、関係部門と協力しながら、実現可能な形に修正し、より効果的な戦略へと練り直しており、それも重要な業務の一環です。

EP3

就職活動では「業界のトップ企業かどうか」と「自分が成長できる環境かどうか」を重要視1

就職活動では、成果が評価に直結する業界を志望していました。具体的には、外資系コンサルティング、外資系金融、外資系メーカー、IT企業などを中心に見ていました。 私は学生時代から、問題解決や戦略的な思考が求められる環境に強い興味を持っていました。特に、若いうちから自分の考えを発揮し、影響力のある仕事ができる環境を求めていたため、これらの業界を志望しました。また、各業界のリーディングカンパニーに身を置くことで、優秀な人材と共に働き、自分自身の成長を加速させたいとも考えていました。そのため、企業選びの基準として「業界のトップ企業かどうか」という点を重視していました。

EP4

就職活動では「業界のトップ企業かどうか」と「自分が成長できる環境かどうか」を重要視2

外資系企業を志望した理由は、成果主義と優秀な人材が集まる環境に惹かれたからです。外資系企業は、成果が評価に直結する文化が強く、自分の努力や成果がダイレクトにキャリアに反映されると考えました。私は仕事を通じてスキルや経験を最大限に得たいと考えていたため、この点は非常に魅力的でした。また、外資系企業には、多様なバックグラウンドを持つ優秀な人材が集まりやすいと感じていました。そのような環境で刺激を受けながら働くことで、自分自身の成長につながると考えました。 比較的フラットに業界を見ていましたが、就活仲間の影響もあり、特にコンサルティング業界への関心は強かったです。また、金融業界はビジネスの仕組みを学べる点に魅力を感じていましたし、メーカーは実際に形のある製品を生み出せる点に興味がありました。 ただし、最終的には「業界のトップ企業かどうか」と「自分が成長できる環境かどうか」を基準に企業を選んでおり、特に「成果主義の環境」と「優秀な人材が集まる環境」の二点を重視していました。仕事を通じてスキルや経験を積みたいと考えていたため、成果主義の環境であれば働くモチベーションが保てると考えましたし、優秀な人材が多い環境に身を置くことで、より多くのことを学び、自身の成長につなげたいと思っていました。 就職活動を進めていくにあたり、企業研究には大きく二つのステップがあると考えていました。 1つ目は「どんな企業があるのかを知る」というステップで、これは主にインターネットの情報や周囲の話を参考にしました。例えば、「外資系企業トップ10」といったランキングサイトを見たり、友人や先輩の話から企業を知ったりしていました。 2つ目は「その企業がどんな会社なのかを知る」というステップです。これは実際に選考を受けることで、社員と直接話し、企業文化や仕事のリアルな部分を知るようにしていました。 特に、周囲の人々の話は非常に参考になりました。また、選考が進む中で社員の方と仲良くなったり、リクルーターの方がついてくれたりしたこともあり、そういった方々の意見も大いに参考にしました。OBOG訪問という形ではほとんど行わず、基本的には先輩の話を聞く形で情報収集をしていました。

EP5

P&Gはアドバイザーではなく事業経営の一員として携われることが魅力的1

P&Gが消費財業界のリーディングカンパニーであることは以前から知っていました。業界トップの企業ということで興味を持ち、夏頃説明会に参加しました。 そこで、P&Gでは職種別採用を行っていること、そしてF&Aという職種が経営管理や経営戦略を考える仕事であることを知りました。こうした背景から、P&Gを事業会社の一つとして見てみようと思ったのが選考を受けたきっかけです。 私は当時、どちらかというとコンサルティング業界でアドバイザーとしてサポートする側を主軸に考えていましたが、P&G F&Aでは社内の一員として事業経営に携われる点に興味を持ち、選考を受けました。
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P&Gはアドバイザーではなく事業経営の一員として携われることが魅力的1

EP6

P&Gはアドバイザーではなく事業経営の一員として携われることが魅力的2

就活時の企業研究では、仕事内容とキャリアパスを重視しました。 仕事内容については、若いうちから頭を使って仕事ができるかどうかを重要視していました。キャリアパスについては、将来的に規模の大きなビジネスに関わるチャンスがあるかどうかを考慮していました。 研究のプロセスとしては、当時はとりあえず選考に参加してみるというスタンスでした。多くの業界・企業を見たいという思いがあり、説明会だけで終わらせるのではなく、実際に選考に参加し、社員の方と話し、インターンシップを経て、どんな事業をしているのかを体験した上で志望企業を判断するようにしていました。そのため、選考に参加した企業の数はそれなりに多かったと思います。 その中で、P&GのF&Aに決めたのは、P&Gの説明会で、入社1年目からチームリーダーの右腕的なポジションで意思決定をサポートできる仕事内容であることを知ったことが大きかったですね。 また、社内外のキャリアパスとしてCFO(最高財務責任者)や経営ボードメンバーを目指せる可能性がある点も魅力でした。 インターネット上の情報なども参考にしましたが、一方で、実際に話を聞いてみることで、社員の方の話し方や雰囲気から会社の文化や働き方を想像できたのが大きかったです。インターネットの情報だけでなく、直接のやり取りが決め手になりました。

EP7

多くのCFOや役員を輩出していることがP&G入社の決め手1

最終的に、内定先の中から1社を決めるのは正直すごく迷いました。他の会社もファーストキャリアとして魅力的だったので、決断には時間がかかりました。 特に戦略コンサルの内定をいただいていたこともあり、キャリアとしてどちらの選択が最適なのかを長い間考えていました。成長環境、キャリアパス、カルチャー、ワークライフバランスなど、さまざまな軸で比較しました。その上で、自分にとって最適な環境はどこなのかを、社員の方や周囲の人と話しながら見極めて決めました。 判断に至っては、キャリアとスキルの二つの軸で考えました。 キャリア面では、最終的に規模の大きな経営に携わることを目標としていました。これはコンサルや金融の分野でも実現可能ですが、P&Gは事業会社で、事業オーナーとして経営に直接関われる経験が得られる点は大きな魅力でした。 また、P&Gは少数精鋭のため、F&Aにおいても内定先の戦略コンサルに比して採用人数はかなり少なかったです。その少数精鋭の中から多くのCFOや役員を輩出している実績があり、この環境で実力が評価されれば、社内外で高い市場価値を持てると確信しました。これがキャリア選択の大きな決め手となりました。 スキルの面では、大きく三つのスキルが効率的に身につくと考えました。 一つ目は、戦略的思考です。これはどの企業でも身につけることはできますが、P&Gではより体系的かつ実践的に鍛えられる環境が整っています。 二つ目は、ビジネスマネジメントスキルです。F&Aに入社した場合、1年目からCFOの右腕としてチームをまとめる役割を担うため、リーダーシップやマネジメント能力が必然的に求められます。また、ビジネスのプランニングから実行までを担うため、事業の意思決定プロセスを学びながら成長できる点も魅力でした。 三つ目は、グローバルコミュニケーションスキルです。チームの約半数が外国人で構成されており、ほぼ毎日のように海外のチームとやり取りがあります。そのため、単なる英語力だけでなく、異文化の中で円滑にビジネスを進めるスキルが求められます。これは長期的に見ても非常に価値のあるスキルであり、P&Gで働くことの大きなメリットだと感じました。

EP8

多くのCFOや役員を輩出していることがP&G入社の決め手2

また、カルチャー面についても考えました。 長く働く中で、しんどいことや大変なことは必ずあります。そんな時に、頑張り続けられる環境であることが大切だと考えました。 特にP&Gでは、入社1年目から経営に近い立場で意思決定をサポートする経験ができる点や、オープンなコミュニケーション文化がある点が魅力でした。また、社員の方々と直接話す機会を多く持ち、実際の働き方や価値観を確認することで、自分がフィットするかどうかを見極めました。 最初は、肩書きへの憧れもあり、戦略コンサルに行きたいと考えていました。 しかし、業界の状況を詳しく調べたり、P&Gの強みを再評価したりする中で迷いが生じました。その後、社員の方と相談し、自分の不安や評価軸について率直に話すことで、より深く判断できるようになりました。特に「自分がどのような環境なら長く成長し続けられるか?」という視点が、最終的な判断を決める要素となりました。 コンサル業界は成長している一方で、ポストコンサルのキャリアにおいては競争が激しく、特に一般事業会社へ転職する際には市場価値をどう維持するかが課題だと感じました。 その点、P&Gでは限られた採用枠の中で、CFOや役員クラスに進む人が多く、市場価値の高い経験が得られると考えました。また、経営戦略の立案や事業判断に直接関与できる環境が整っている点も、長期的なキャリア形成において魅力的でした。

EP9

P&Gのグローバルな環境とやりがい

企業カルチャーについてですが、先ほども少し触れた通り、P&Gは外国人の社員が多く、非常にグローバルな環境です。単なる「風通しの良さ」を超えて、まるで外国の企業に足を踏み入れているような感覚です。 例えば、ランチやディナーの場面でも英語で会話をすることが当たり前ですし、社内のカルチャーも本当に多様です。そのため、ストレートなコミュニケーションが特徴的で、良くも悪くも回りくどい言い方はしません。特に英語でのやり取りでは、非常にダイレクトにフィードバックがもらえるので、合理的なコミュニケーションを取れる環境だと感じています。 仕事のやりがいについては、大きく二つあります。 一つ目は、消費財メーカーでありながら、向こう半年先のプランを考え、それを実行し、結果を分析するというサイクルがしっかりと回る点です。例えば、「半年後にこのような施策を打ちたい」と計画し、実行し、結果を振り返ることで、しっかりとPDCAを回すことができます。自分が立てたプランが、半年後や翌年に具体的な成果となって現れるので、手ごたえを感じやすいです。 もう一つは、表彰(アワード)の文化が根付いている点です。P&Gでは、業績や成果に応じて日本だけでなく、グローバル規模で表彰される機会も多くあります。シニア層だけでなく、新入社員・若手でも受賞できる機会があり、努力がきちんと見てもらえる環境です。 具体的に、アワードのテーマは多岐にわたります。例えば、生産性の向上に貢献した人に贈られる賞や、大きなビジネス成功を収めたチームに贈られるもの、また「ダークヒーロー賞」といった、プロセスは素晴らしかったが結果が伴わなかった人を評価する賞もあります。 こうした多様な表彰制度があることで、単なる「頑張ったで賞」ではなく、努力や成果がしっかりと評価される文化が根付いています。そのため、若手の活躍が評価されるため、働き甲斐を感じる環境が整っています。

EP10

P&G最大の強みは、「生産性を追求する文化」

また、P&Gの強みについてですが、最大の強みは「生産性を追求する文化」だと思います。消費財メーカーの中でも長年継続的に成長を続けており、それは生産性を追い求め、常に改善を重視する姿勢があるからです。 例えば、前年の売上や利益を基準に、どの程度成長したかを厳密に管理し、前年より少しでも改善することが求められます。ある年に100万円の利益を達成したとしても、翌年には102万円、その次には104万円と、常に成長が求められます。このように、前年の基準を超え続けることが、P&Gの経営の根幹となっています。 F&A部門では、毎日のようにチームリーダーと「この予算は本当に必要なのか?」「このコストは改善の余地があるのでは?」といったディスカッションを重ねています。あるものをそのまま維持するのではなく、常に最適化の機会を探し続ける文化が、P&Gを強くしていると感じます。 特に驚いたのは、新入社員の意見でも、合理的なものであればしっかりと受け入れてもらえる点です。最初の数カ月は「ここはもっと効率化できるのではないか?」と指摘しても、的外れなこともありましたが、時間が経つにつれて、自分の意見が真剣に議論されるようになりました。 若手でも改善の視点を持ち、積極的に意見を発信できる環境が整っていることは、大きな魅力だと思います。 入社後に感じたポジティブなギャップは大きく二つあります。 一つ目は、生産性の意識が非常に高い点です。入社前は、特にコンサル業界のように「とにかく長時間働く」ことを前提に考えていました。しかし、P&Gでは「残業をする=仕事の効率が悪い」とみなされる文化があり、いかに短時間で成果を出すかが重視されます。そのため、タスクの優先順位を決めたり、他者に業務を委任したりスキルが必要不可欠でした。 二つ目は、英語の使用頻度の高さです。外資系企業の日本法人というよりも、グローバル企業そのものの雰囲気で、上司・同僚・部下のいずれかが外国人であることが当たり前です。社内のミーティングや日常会話はほぼ英語で、仕事以外でも英語でのコミュニケーションが求められるため、最初は戸惑いました。しかし、英語力を伸ばすには最適な環境だと思います。 現在は、日本市場の子供用おむつ事業を担当していますが、このような環境でスキルを磨き、次のステップとして、日本と韓国の市場を統括するビジネスユニットのCFOポジションを担いたいと考えています。 ファイナンス職にいながら1年間マーケティングの仕事を担当した先輩もいたので、知見を広げるためにいずれそうした経験も積みたいと思っています。そして、最終的にはCFOとして経営に携わることを目指しています。

EP11

ケース面接の出来はP&Gにも非常に役立つ

コンサルだけを受けると決めた場合、人物面接対策をほぼせずに就活を終える人もいるかと思います。しかし、実はケース面接対策が人物面接対策にも非常に役立つと感じました。 ケース面接では論理的思考力が求められるのはもちろんですが、それ以上に「自分の考えをいかに分かりやすく伝えるか」が重要な評価ポイントになります。そのため、ケース面接の練習では、アイデアを紙に書くだけでなく、それを発表し、フィードバックを受けることが一般的です。 これは人物面接でも同じで、結論ファーストで話すこと、説明の分かりやすさ、表現力が重要になります。例えば、淡々と話すのではなく、重要なポイントでは声のトーンを変えたり、ジェスチャーを交えたりすることで、より説得力のあるコミュニケーションができるようになります。 一方で、人物面接対策も単なる選考対策としてではなく、「自分がどんな経験をして、どんなことをしたいのか」を整理する機会として取り組むと、より効果的だと思います。 また、就活生が企業選びで迷った際に意識すべき軸についてですが、少し綺麗事になってしまうかもしれませんが、「しんどい時でも頑張れる環境かどうか」を重視しました。 企業選びでは、人・待遇・やりがい・スキルなど、さまざまな観点があると思います。ただ、確実に変わらない「事実」と、変わる可能性のある「主観情報」を切り分けて考えることが重要です。 例えば、「P&Gが日用消費財メーカーである」といった事実は変わりませんが、「この社員と話が合ったから自分に合う会社だ」と思っても、配属された部署では別の上司がつく可能性もあります。そうした不確実な要素も考慮しながら、自分がどの部分に重みを置くのかを整理することが大切だと思います。

EP12

就職活動で持ちたい判断軸は2つ

就活での一番の失敗は、インターンシップの日程調整ですね。日程が重なりすぎてしまい、いくつかの会社を辞退せざるを得ませんでした。大学院の研究も忙しく、スケジュール管理が難しかったこともあります。 とはいえ、就活のスケジュールは不確定な要素が多いので、完璧に調整するのは難しいです。そのため、事前に優先順位を明確にしておくことが重要だと感じました。 そこで、迷った際には、二つの軸を持って判断していました。 一つは、「リーディングカンパニーかどうか」。規模が大きい会社と小さい会社が並んだ場合、基本的に規模が大きい会社を優先しました。 もう一つは、「未経験の業界を優先する」。既に知っている業界と、まだ見えていない業界があった場合、後者を優先して選考を受けました。 また、どうしても日程が重なった場合は、両社に連絡して調整を試みることも重要だと思います。 就活を通じて、ケース面接対策はやって良かったと思います。これは人物面接にも活きますし、特に同期と壁打ちをすることで、考え方や表現力の違いを学ぶことができました。 優秀な同期と練習すると、「こういう伝え方をすると分かりやすいのか」と気づけますし、逆にあまりうまくいっていない人を見ることで、「こうすると伝わりにくいのか」と学ぶこともできます。そうした相互フィードバックの機会は貴重だったと思います。 就活は、うまくいくこともあれば、しんどいこともあると思います。でも、実際の仕事も同じで、楽しい時期と苦しい時期があるものです。 大事なのは、しんどい時期をどう乗り越えるか。その経験は、入社後の仕事にも直結すると思います。困難をどう乗り越えるか考えながら就活を進めると、より実りのあるものになるのではないでしょうか。 P&Gは少人数しか採用していないにも関わらず、CFOやボードメンバーを多く輩出している職種です。それだけ市場価値が高く、キャリアの希少性がある職種だと思います。 コンサル業界も成長できる環境ですが、P&GのF&Aは「事業会社の経営を深く理解しながら、意思決定に直接関与できる」点が魅力です。クライアントワークではなく、自社のビジネスを良くするために全力を尽くせる点は、他にはない魅力だと感じています。