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国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 JAXA(ジャクサ)
宇宙航空研究開発機構 JAXA(ジャクサ)は、宇宙航空分野の基礎研究から開発・利用に至るまで一貫して行う機関です。宇宙と空を活かし、安全で豊かな社会を実現します。私たちは、先導的な技術開発を行い、幅広い英知と共に生み出した成果を、人類社会に展開します。
輸送システムの研究開発と運用
宇宙輸送システムに求められるのは、必要な時に/必要なモノを/柔軟かつ確実に宇宙へ届けることです。
この全てを実現させるため、ロケット本体に加えて、打上げに必要な地上設備、打上げ作業手順などを一連のシステムとしてとらえ、それぞれ機能向上、効率化や高信頼性化などを果たす必要があります。
社会や時代が求める要求に柔軟に対応していくことを目指し、研究開発に取り組んでいます。
人工衛星で宇宙から地球を守る・利用する
陸や海を宇宙から観測し、災害対策や温暖化などにおける課題解決に貢献する地球観測衛星。宇宙から地球を見守る目として観測を行い、美しい地球を次世代に残す活動に役立てられています。また通信や測位などについても国際協力のある衛星システム実現を目指して取り組んでいます。
「きぼう」や「HTV-X」が拓く次のステージ
2019年、国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟完成から10周年を迎え、2020年には宇宙ステーション補給機「こうのとり」が初号機から9号機まですべてのミッションを成功してその役目を終えました。これまで数々のミッションを通して獲得した日本独自の技術や知見を活かし、日本そして世界のために、宇宙での活動拡大と国際宇宙探査を戦略的に進めていきます。
持続的な宇宙探査の実現に向けて
宇宙へは行くだけではなく、新たな価値創造を求められる時代。JAXAは、人類の活動圏を拡げ、持続的な人類活動に貢献する国際宇宙探査のプロジェクトへの戦略的な参画を目指し、技術検討と計画の具体化を進めています。太陽系と宇宙の起源の解明に向けて
宇宙科学の最も大きな課題は、宇宙の起源・構造・進化の謎を解き明かし、惑星の誕生のプロセスを解明し、生命の起源に肉薄することです。ロケットや人工衛星技術の進展により地球の大気に妨げられずに宇宙が観測できるようになり、X線天文学や赤外線天文学が発展し、私たちはこれまで見えなかった宇宙の姿を知ることになりました。また、月や惑星などの太陽系天体に探査機を送り込み、太陽系と惑星の歴史が徐々に明らかになろうとしています。大気圏外からの天文観測も惑星探査もいよいよ成熟期を迎えます。
宇宙・惑星・生命の起源と歴史を記録した「化石」を探し出し、そこで何があったのかを解き明かす作業を進めていきます。私たち人類はどこからきて、どこへ向かうのか、そして地球の過去を知り未来を探るため、これからも観測と研究を続けていきます。
企業情報
会社名
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 JAXA(ジャクサ)
設立日
2003年10月15日
事業内容
政府全体の宇宙開発利用を技術で支える中核的実施機関と位置付けられ、同分野の基礎研究から開発・利用に至るまで一貫して行っています。
所在地
東京都調布市深大寺東町7-44-1
資本金
5,442億6,521万円
代表者
理事長 山川 宏(やまかわ ひろし)
従業員数
1,575人(2021年4月1日時点)